個を動かす 新浪剛史 ローソン作り直しの10年

池田信太朗

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822274085
ISBN 10 : 482227408X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年12月
日本
追加情報
:
295p;19

内容詳細

株主・ダイエーの業績不振と迷走に巻き込まれて経営が蝕まれ、「セブンイレブンのマネをしろ」と言われ続けて現場も疲弊。
諦念と停滞に蝕まれた「万年2位」のコンビニ会社に、商社出身の歳若い新社長がやって来た。新浪剛史、当時42歳。
2012年5月で、就任から丸10年が経った。
脱POS依存とCRMの活用、チェーンストア理論の否定、外国人留学生の大量採用、戦略的調達――。
「小売りについて何も知らない商社マンに何ができる」と、流通の“玄人"たちに嘲笑されながら、高度成長期モデルの常識や
固定観念を覆し、流通業界に新たな地平を拓きつつある。
限られたリソースを巧みに組み換え、「勝つべき地点」に戦略的に
集中投下して王者に挑む。
1人のリーダーが、10年の歳月をかけて固陋な組織をじわり変えた。

これは、コンビニ業界の最新動向のドキュメントであると同時に、組織と構造を変革する10年にわたる再生と挑戦の物語である。

【著者紹介】
池田信太朗 : 『日経ビジネス』記者。ビジネス情報誌『日経ネットブレーン』、中小企業向けIT情報誌『日経IT21』、『日経アドバンテージ』、定年退職者向けライフスタイル誌『日経マスターズ』の編集・記者などを経て、2006年から『日経ビジネス』で小売り業界を中心に取材、執筆。2011年12月に『日経ビジネスDigital』の立ち上げを担当し、2012年1月から編集長。2012年9月から香港支局特派員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ローソン社長の書籍。 ローソン復活から成...

投稿日:2013/01/03 (木)

ローソン社長の書籍。 ローソン復活から成長までの軌跡が俯瞰できます。

さわさわ さん | 神奈川県 | 不明

1

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat さん

    業界の雄に対して、如何に挑むか。背負った負の遺産と、外様への内外の”眼”。道義と民意が、根底の哲学。戦略は、万国共通の”Back to Basic”!有言実行が、人を動かす。但し、走りながら考える!これがキモ。分権、セカンドチャンスなど、『個が自ら考える企業文化』の構築が財産。文字通り"2nd Chance"の玉塚氏の手腕の見せ所。無論、10/1、次なる頂への挑戦を開始した新浪氏の舵取りも期待。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    人が財産の総合商社の人材育成はOJTという徒弟教育が基本。一般教育を受ける機会は実は少ない。OJTは即戦力養成には効果的で、事業の安定期には力を発揮する。一方、想定外の変化を見つけ、組織に変革を起こす力は弱く、場合によっては改革の抵抗勢力になる。ローソンの改革は分権化と標準化の合せ技。その昔、MBAは一握りの幸運な者にしか門戸が開かれていなかった。ところが、今では国内で十分学べる。キャリアの中にMBA取得を折り込むことは重要。仮に日の当たる場所で活躍する機会がなくとも変革の受け手として貢献する道もある。

  • 犬こ さん

    タイトルにある個を動かすは、消費者、社員、コンビニオーナー各々に行動をおこさせることで、ローソン社長時代に、それら個を意識した経営の元、ローソンを立て直しました。三菱商事から来た小売り経験のない社長と言われながらも、ロールケーキなど続々とヒット商品を出したのは記憶に新しく、データ分析重視、地方注力、海外進出、全てはおさえていました。

  • miyatatsu さん

    あまり深くコンビニエンスストアのビジネスモデルについて考える機会がなかったので、これを機に調べてみようかと思います。

  • 夕張西瓜 さん

    日経ビジネスの記者である著者が、新浪剛史社長によるローソン作り直しの10年を取りあげた本。本書のテーマは大きく2つあります。1つは、新浪氏の体制のもとでローソンが、コンビニ王者のセブンイレブンに挑む意志や戦略について、もう1つは新浪氏がいかなる経営者であるかという人物像についてです。個の社員や個客、個店といった「個を動かす」という明快なキーワードをもとに、これまでの取組の全体像が掴めました。また、強靭な意志と圧倒的な推進力、そして言葉の力をもつ新浪氏の凄さが、生い立ちを含めて分かります。

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池田信太朗

『日経ビジネス』記者。ビジネス情報誌『日経ネットブレーン』、中小企業向けIT情報誌『日経IT21』、『日経アドバンテージ』、定年退職者向けライフスタイル誌『日経マスターズ』の編集・記者などを経て、2006年から『日経ビジネス』で小売り業界を中心に取材、執筆。2011年12月に『日経ビジネスDigit

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