ダヤンと王の塔 Dayan in Wachifield

池田あきこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784593592333
ISBN 10 : 459359233X
フォーマット
出版社
発行年月
2006年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,280p

内容詳細

大ハロウィーンの祭の夜の戦いで、明暗を分けた宿命の対決の後、ついに魔王との決戦の時が近づいてきた。雪の神の不気味な意図が働く中、真の平和をめざすダヤンやジタンたちの活躍は…。長編ファンタジー第6弾。

【著者紹介】
池田あきこ : 東京・吉祥寺生まれ。1987年より“わちふぃーるど”と猫のダヤンの物語を書きはじめる。旅をイラストとエッセイでつづったスケッチ紀行のシリーズや教科書の挿絵なども手がけ、幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きき さん

    真の平和って何なんだろうなー。悪しきものを倒して平穏な世界を得る代償に、無害なものが犠牲になるのは真の平和とは絶対に言えないと思う。けど、戦わないともっと犠牲はでてしまうし。これって永遠に答えは出ないと思う。そんな中のラストのジタンの決断は、ジタンらしくて格好いい。だんだん今の彼に近づいて行く感じ。それからセ。心配だったけど本当に羨ましい位に強くて素敵。この作品、主人公はダヤンだけど、キャラ1人1人(匹?)の動きや心情の変化が印象的すぎて…うっかり真の主人公を忘れかける(笑)

  • たっくん?号 さん

    やっと次が最終巻。争いと混乱の旅はいかなる終わりへと向かうのか???

  • Satton さん

    音楽の勝負に胸が熱くなりました。平和を深く愛するゆえ戦いに参加したくないエルフの歌、すでに戦場と化してしまった故郷に平和と、友人を助けるため進もうとする動物達の歌、音楽の父ガンプは平和の本当の意味を問いかける歌。平和とは何か、考えさせられますね。そして、バニラを想うあまり、バニラの写真に子守歌を歌いかけるキマイラ。キマイラの心を占領できるのはバニラだけなのです。

  • あまりりす さん

    ものすごいワクワク、ドキドキです!脱出を試みるニンゲンたち、婚礼の準備に忙しい魔物、捉えられる魔女たち。戦いの準備に、雪の神の選択…これでもか!と畳み掛けられた上に暗雲立ち込める結末…あー、もうたまりませんっ!キマイラとバニラの、一瞬の再会、胸が熱くなりました。さあ、クライマックスへ!

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同) さん

    前回の戦いで魔王にさらわれたセとダヤン、そして重症を負い意識不明のジタン。魔王とニンゲンが手を組んだ今、エルフの協力なしではタシルどころかエルフの里まで滅ぼされてしまいます。けれど風の王の甥はエルフを戦いに参加させることに反対。間もなく魔王とセの結婚式が迫っています。ジタン達は無事ダヤン達を救出できるでしょうか?シリーズ第6弾。実際にパパキタラの音色が聴けないのが残念です。シリーズ完結まで後1冊。話をどう締めくくるのか楽しみです。★★★★

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人物・団体紹介

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池田あきこ

東京・吉祥寺生まれ。1983年にわちふぃーるど東京・自由が丘本店のシンボルキャラクターとして「猫のダヤン」を描く。その頃から不思議な国・わちふぃーるどを舞台にした物語を描き始め、2023年6月現在、著書は130冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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