迷君に候 新潮文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101397337
ISBN 10 : 4101397333
フォーマット
出版社
発行年月
2015年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
244p;16

内容詳細

政を忘れて、囚人たちと楽器をかき鳴らし続ける大名に、百姓女房にムラムラしてついには突撃した殿さま等、六人のバカ殿を厳選。

【著者紹介】
縄田一男 : 1958(昭和33)年、東京生れ。専修大学大学院文学研究科博士課程修了。歴史・時代小説を中心に文芸評論を執筆。’91(平成3)年に『時代小説の読みどころ』で中村星湖文学賞、’95年に『捕物帳の系譜』で大衆文学研究賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ざるこ さん

    迷君を集めた大御所作家の6篇。時代モノは苦手だけどなんちゅーおもしろいんだろう。全編通して常に迷惑被る側仕えの苦労が不憫でならない。黒人奴隷と日向の小藩主が激動の時代に楽しくセッション「ジャズ大名」サディスト関白の上を行く石田三成の狡猾さがムカつく「殺生関白」つい魔が差して百姓の妻を襲ってしまった大名の苦労「晩春の夕暮れに」徳川家斉は絶倫将軍「桜田御用屋敷」君主ならではの圧倒的孤独に気付いたが最後、狂気に支配される哀れな「忠直卿行状記」まさかの爆笑実話「金玉百助の来歴」加藤清正あんたはひどい!ひどすぎる!

  • けいた@読書中はお静かに さん

    ジャズ大名が面白かった。映画化しても面白いな〜と思ってたら既に映画化されてるんですね。幕府にバレると面倒なんだけど、リズムに体が踊ってしまって最後はみんなで一緒に大セッション。いつの間にか世の中は明治になってたってところが大好き。その他、いろんなバカ殿様がいて、殿様もやっぱり人だな〜と思いながらも自分がこの人の下で働こうと思うとゾッとします。

  • ちろ さん

    名だたる作家の6話のアンソロジー。筒井康隆さんの『ジャズ大名』が面白かった!筒井さんの時代小説を読むのも、主人公が黒人でミシシッピー州から始まる形も初めて。狂ったように盛り上がるジャズの宴が目に浮かんだw残り5話は、全話物悲しかった。柴田錬三郎さんの『殺生関白』のラストが好き。菊池寛さんの描いた忠直の深い孤独感がしみじみと伝わってきた。

  • ぜんこう さん

    筒井康隆「ジャズ大名」のみ既読。笑える程度の迷君ならいいけど、命にかかわってくる迷君なんか・・・そんな時代のその土地にいなくて良かった〜、と思うしかないです。 神坂次郎「金玉百助の来歴」、こんな変な名前だけど実話というのには驚いた。

  • 宇宙猫 さん

    挫折。「ジャズ大名」のみ読了。大名にたどり着くまでが長い。後はパラパラ見た。

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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