軍師の死にざま 実業之日本社文庫

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784408551340
ISBN 10 : 4408551341
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
441p;16

内容詳細

戦国時代を生きた名参謀たちの「死に際」。豪華作家陣による傑作歴史アンロジー。激動の時代に活躍した軍師たちは、いかなる最期を迎えたのか?極限状態で生まれた濃密なドラマ。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    池波正太郎による山中鹿之助から、松本清張による本多正純まで、時系列に選らばれた11編。柴田錬三郎『竹中半兵衛』、彼が死んでいなかったと言う前提での創作。後の墓二つがいい。坂口安吾『黒田如水』、官兵衛を持ち上げることで、家康の怖さを描く方法が見事。断トツは、司馬遼太郎『軍師二人』。官兵衛に仕えた後藤又兵衛と真田幸村の負けざまが描かれる。軍師は仕える大将がいてこそ、彼らを使う大将の 度量が見あった時にこそ力を発揮出来るものだというのがよくわかる。船頭多くして船山に登る…。

  • アイゼナハ@灯れ松明の火 さん

    著名な作家陣による戦国時代の軍師たちを題材にしたアンソロジーその2。『生きざま』と比べると少々シブい印象を受ける短篇が多かったような気がします。山風の『くノ一紅騎兵』を入れてくれたのは嬉しいのですが,これ直江兼続が主役という訳ではないと思う(笑)山本周五郎『城を守る者』,坂口安吾『黒田如水』も好みでしたが,南條範夫『天守閣の久秀』がお気に入りかな。最期まで意地の悪い感じがなかなかであります。お仕えしたくはないけれどね(笑)

  • じゅん兄 さん

    同じ歴史上の人物でも書き手によって違った描き方があるから歴史小説は面白い。坂口安吾の「黒田官兵衛」は、司馬遼太郎の「播磨灘物語」や大河ドラマの官兵衛とは違い所詮一流にはなれなかった人物として描いているのだが、その語り口が「講談」調で味がある。でもこれ中編小説「二流の人」の一部らしく中途半端な終わり方なので続きが読みたくなった。そして山田風太郎の「くノ一紅騎兵」軍師は直江兼続、物語は奇想天外だが史実からは外れていない。よくもここまでの発想ができるものだと感心した。他の作品も面白くて歴史好きには楽しい短編集。

  • BlueBerry さん

    面白そうな所だけサラッと読んで他は流し読みでした。中途半端感はあったけれどそこそこ楽しめました。

  • 金吾 さん

    有名な作家たちが主君を補佐する立場であった武将を書いています。著名な武将ばかりですが、書く人により印象がかなり異なり、違う見方ができたのは良かったです。「城を守る者」「天守閣の久秀」「軍師二人」が好みです。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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