基本情報
内容詳細
明治維新の英傑でありながら、新政府に叛旗を翻した男・西郷隆盛。歴史に大きな足跡を残しながらも、さまざまな謎に包まれたその実像を、盟友や家族といった周囲の人々の目を通して浮かび上がらせた傑作短編集。江戸無血開城に至るまでの勝海舟との交流(海音寺潮五郎「西郷隆盛と勝海舟」)、西南戦争にも従軍した息子・菊次郎から見た父の意外な姿と親子の絆(植松三十里「可愛岳越え」)など、五編を収録。
【著者紹介】
細谷正充 : 文芸評論家。1963年生まれ。時代小説、ミステリーなどのエンターテインメントを対象に、評論・執筆に携わる
池波正太郎 : 1923年、東京・浅草生まれ。「錯乱」で第43回直木賞受賞。1990年、逝去
植松三十里 : 静岡市生まれ。『群青日本海軍の礎を築いた男』で第28回新田次郎文学賞、『彫残二人』(文庫化時に『命の版木』と改題)で第15回中山義秀文学賞を受賞
海音寺潮五郎 : 1901年、鹿児島県生まれ。「天正女合戦」「武道傳來記」で第3回直木賞を受賞。文化功労者。1977年、逝去
南條範夫 : 1908年、東京生まれ。「燈台鬼」で第35回直木賞を受賞。『細香日記』で第16回吉川英治文学賞受賞。勲三等瑞宝章受章。2004年、逝去
古川薫 (小説家) : 1925年、山口県生まれ。『漂泊者のアリア』で第104回直木賞受賞。山口県文化特別功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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けやき さん
読了日:2017/11/22
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読了日:2018/05/29
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読了日:2017/05/15
memom さん
読了日:2017/06/24
ドットジェピー さん
読了日:2017/05/14
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人物・団体紹介
池波正太郎
大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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