幕末新選組 文春文庫 新装版

池波正太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167142841
ISBN 10 : 4167142848
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
追加情報
:
16cm,426p

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読書メーターレビュー

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  • s-kozy さん

    池波御大が描く新選組副長助勤・永倉新八の生涯。この人、大正年間まで生き延びたんですね。なので新選組の栄枯盛衰、幕末の動乱の中で果たしたその役割、維新後の日本の姿などなどが丁寧に描写されている。「明治維新なんてものはね、つまり薩長たち雄藩と徳川の争いさ。いまのような文明開化の世が来たのも、そいつは時勢というやつでね。つまりは日本国民がえらいのだよ」と新八に語らせており、池波史観がよく分かる。あまり時代小説、歴史小説に慣れていない人にもオススメできる一冊かと思います。

  • とも さん

    新撰組二番隊長・永倉新八の生涯を描いたお話です。 永倉新八については新撰組でも剣の腕前は随一、数少ない生き残りぐらいの知識です。 読み終わった今浮かぶのは「孤高」という言葉。それが「江戸っ子っぽい」になるかはわからないけど気が合えばつるむし合わなくなったら道を分かつ。自分を貫くけど根底に情が流れてるといった感じ。何となく晩年の威勢のいいおじいちゃんな永倉新八がすきです。 今までのイメージが少し変わった人物もちらほら。視点によって世界は見え方が違うんだなぁとしみじみ感じました。

  • 森オサム さん

    著者初読み。永倉新八の視点から見た新選組を描いた作品。新選組は最終的に悲劇的な終焉を迎えますので、扱った場合どうしても悲壮感が漂います。その点維新後大正時代まで生き延び、かつ気性のサッパリとした主人公を選んでいますので、読み易くて凄く楽しめました。本作を読んで永倉新八のファンにならない人は居ないんじゃ無いかな?最後までかっこ良い、作者の愛情の深さがこう書かせたのでしょうねぇ。まあ、歴史的事実にもその登場人物にも色々な捉え方が出来るのでしょうが、幕末と言う時代の一つの見方として、是非おススメしたい良作です。

  • ポチ さん

    幕末を戦い抜き大正まで生きた、永倉新八の生涯を書いた作品。やっぱりいい漢だなぁ(^^)

  • 酔拳 さん

     新撰組二番隊長永倉新八の幼少期から晩年までを描いた小説です。 幕末の戦いの中で常に中心で戦ったにもかかわらず、明治まで生き残ったということですから、すごく強い人だったんだろうなと想像できました。  幕末では、多くの若者が、志をもち、それを貫こうと働いた。そして、そういう若者たちの動きの中で、明治という新しい時代が作られていった。 私たち現代に生きるものも、志を持ち、志を貫くように生きていかないと、世の中は変わらない。  後半部分を読んで、そんな感想がもてました。

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人物・団体紹介

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池波正太郎

大正12年(1923年)東京・浅草に生まれる。昭和20年鳥取の美保航空基地で終戦を迎える。二十五歳の時、作家長谷川伸に師事し、脚本家になることを決意。三十七歳、「錯乱」で第四十三回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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