東京ひとり散歩 中公新書

池内紀

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121020239
ISBN 10 : 4121020235
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
18cm,222p

内容詳細

東京はふらりと歩くのに恰好の町。ひとり気ままに歩いてみれば、祭りに行き会い、懐かしい商店街に誘われ、荷風が徘徊した路地裏に迷い込む。散歩の愉しみ、ここにあり。東京各地の足の向くままいちにち散歩記。

【著者紹介】
池内紀 : 1940年(昭和15年)、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者・エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こばまり さん

    池内先生が由緒ある東京の街(主に右側)をホテホテと歩くエッセイ。ふとビルを見上げ、テナント企業の名前を一つ一つ読み上げたてみたり。東京に住んでいるとなかなか東京に出掛けないものだと反省しました。それにしてもなぜ本作は新書版で発行されたのか。これは文庫的内容なのではないか、そもそも新書的な内容の定義はなんなのだと途中から気が散ってしまいました、反省。

  • 黒猫 さん

    新年初読です。東京のあちらこちらを散歩する池内さん。やはり、最後は居酒屋に行ったりします。その前に読んだ「今夜もひとり居酒屋」は、初めて居酒屋に行こうと思いましたが、本書は東京をある程度知っていないと入り込むのが難しかったです。八重洲地下商店街くらいしかわかりませんでした。しかし、著者のように昔ながらの東京を知っていると、今のように味気ない人情のない街に移り変わってしまった東京が寂しく感じられます。一方、早稲田、本郷、神田などは昔の名ごりが残っているのでしょうね。個人的には「今夜もひとり居酒屋」のが好き。

  • 佐島楓 さん

    東京を離れて住んだことがない私だけれど、実際に自分の足で歩いてみたところはとても少ないなと思った。まして、土地の由来となると、恥ずかしながらさっぱりである。浅草橋や八重洲の地下街、神田界隈と、どうしてもショッピング(後者ふたつは古本)関連の場所に目が向いてしまうのを何とかしたい。

  • しーもあ さん

    カフカの新訳などで有名なドイツ文学者で、好きな訳者さんのひとり。ドイツ文学系のエッセイは何冊か読んだことあるけど、東京の散歩エッセイとはちょっと意外だった。雑誌連載をまとめたものらしく、江戸東京で気になった場所をあちこち徒然に語っている。何を隠そう、私も「世間はそれを暇と呼ぶんだぜ」というくらいの自称サンポマスターなので、取り上げられている場所のほとんどへ行ったことがあった。どこかでビールでもご一緒できたらな、とか読んでいてふと思った

  • はちくま さん

    散歩に対する距離感が、熱すぎず枯淡過ぎず、いい感じ。さすがは池内センセ。似たようなコースを辿ってみたくなります。しかし、池内センセ、けっこう不審がられたり、警戒されたりしてますな。

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池内紀

1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。『池内紀の仕事場』全8巻(みすず書房)、『山の朝霧 里の湯煙』(山と溪谷社)ほか、著訳書多数。『諷刺の文学』(白水社)で亀井勝一郎賞、『恩地孝四郎』(幻戯書房)で読売文学賞、『海山のあいだ』(マガジンハウス)で講談社エッセイ賞、『ファウスト

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