科学は、どこまで進化しているか 祥伝社新書

池内了

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396114305
ISBN 10 : 4396114303
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
追加情報
:
300p;18

内容詳細

科学と技術は現在、どこまで進化し、どこまで解明できているのか?最新の情報と知見をもとに、わかりやすく解説したのが本書である。「宇宙に終わりはあるか?」「火山爆発の予知は可能か?」「ヒッグス粒子とは何か?」「カオスとは何か?」「がん研究はどこまで進んでいるか?」「人類が滅ぶとしたら、何が原因か?」など、6分野48項目。現代人の基本的教養として押さえておくべき知識・常識であるばかりでなく、知的好奇心を刺激する、大人のための科学入門!

目次 : 第1章 宇宙(宇宙は何からできているか?/ 宇宙は「無」から生まれたのか? ほか)/ 第2章 地球(地球はどのように誕生したか?/ 地震の予知は可能か? ほか)/ 第3章 生物(生命の起源はどこまでわかっているか?/ ダーウィンの「進化論」はどこまで正しいか? ほか)/ 第4章 医学(肥満はなぜ起こるか?/ がん研究はどこまで進んでいるか? ほか)/ 第5章 エネルギー(原子力発電の危険性の本質は何か?/ 核燃料サイクルは可能か? ほか)/ 第6章 物理(「相対性理論」とは何か?/ 超光速は存在するか? ほか)

【著者紹介】
池内了 : 名古屋大学名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。天文学者、宇宙物理学者。1944年、兵庫県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業、同大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了、理学博士。国立天文台教授、名古屋大学大学院教授、総合研究大学院大学教授・理事を経て、現在に至る。大佛次郎賞の選考委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    2003年初出。宇宙観光は200億円かかる(65頁〜)。裸の特異点:事象の地平線の外側に特異点が存在する場合。宇宙検閲仮定:重力崩壊では裸の特異点は存在しない(77頁)。ブラックホールに近づくと急速に重力場が強くなり、その潮汐力によって物体が細長く引き裂かれるようなことが起こる(81頁)。臨海密度:運動エネルギーと重力エネルギーが一致、全エネルギー0の場合の宇宙の密度(84頁)。がん:体細胞が過剰増殖する腫瘍のうち、制御不能の増殖・浸潤・転移を引き起こし、生体に死をもたらす悪性腫瘍(205頁)。

  • たかぴ さん

    既に古くはなってはいるだろうが今を生きるにあたってアップデートすることが出来ました。原子力発電所の問題がはっきりわかっただけでも読んだ価値がありました。人間が制御不可能なほどの発生する高温を利用することによく使用許可が出ているなと。又、事故でなくとも使用済み核燃料の処理が決まっていないこと。遺伝子劣化によりいずれは生物は滅んでしまうこと。最新情報はニュートンを購入し始めたので科学の現在は一般人並みに知っている状態になったかなと思います。ありがとうございました。

  • Tomomi Yazaki さん

    最初は宇宙のお話。それはまだほとんど解明できていない。宇宙の始まり、生成、現在、そして未来。続いて進化について。鳥が恐竜から進化したと言われて久しいけど、本書によると、そんな単純な話でもなさなさそう。ここにもワクワクの種が。そして今、直面しているエネルギー問題。原子力の危険性は日本人なら誰もが実感していたはずだけど、だんだんと忘れ去られ、そのタガが外されようとしている。自然エネルギーに期待を寄せるも、石油や原子力とは比ぶべくもない。確かに科学は進化しているけど、山積した問題の解決はまだまだ先のようです。

  • ゆうきなかもと さん

    成毛眞著「AI時代の人生戦略」で薦められていた本。 どっぷり文系な自分にはちょうどよかった。ニュースなどで過去話題になったあらゆる科学的なテーマがフォローできてよかった。 p13"原子核は、陽子と中性子で構成されており、さらにこれらはクォーク(最小単位の粒子)が結合した物質で、通常、「バリオン」と呼ばれている。(中略)私たちが目にする宇宙の姿は、バリオンがさまざまな形となって、時空間に分布している姿なのである。" この部分を読んで、朱子学の宇宙論と何が違うのか…気になった。

  • うってがえし さん

    もはや1冊本を読むのに息も絶え絶えwな状況だが、とりあえずプロジェクトも一段落したのでもうちょっと本を読みたいな。あ、本の感想じゃない。。。 科学について48トピックを池内さんが素人向けに解説してくれているのだが、眼目は人類はどのように滅亡しそうか、というものだが、結局一番ありそうなのは人類はバカだから結局最後は資源の奪い合いの戦争じゃないか?という話。身もふたもないが、本当にお題目じゃなくて持続可能社会ってのを本気で考えないとマジで人類はホロン部。もともとは娘の国語の問題文でおもしろそうだったので読んだ

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人物・団体紹介

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池内了

1944年、兵庫県生まれ。宇宙物理学、科学技術社会論。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。世界平和アピール七人委員会委員、九条の会世話人。『お父さんが話してくれた宇宙の歴史』(全4巻、岩波書店)で産経児童出版文化賞JR賞、日本科学読物賞、『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書)で講談

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