銀翼のイカロス 文春文庫

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167909178
ISBN 10 : 4167909170
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
434p;16

内容詳細

出向先から銀行に復帰した半沢直樹は、破綻寸前の巨大航空会社を担当することに。ところが政府主導の再建機関がつきつけてきたのは、何と500億円もの借金の棒引き!?とても飲めない無茶な話だが、なぜか銀行上層部も敵に回る。銀行内部の大きな闇に直面した半沢の運命やいかに?無敵の痛快エンタメ第4作。

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年、『果つる底なき』で江戸川乱歩賞、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    半沢直樹シリーズ第4作目。遅ればせながら読み始めて、ようやく10年前まで追いついてきました。相変わらず痛快無比。4作目まで来ると、だんだんと敵役が強大になってくる。本作ではもう銀行の枠を遥かに越えてかなりの難敵。一時は半沢もここまでかというくらいまで、打つ手がなくなるほどに。ただこの手法を取っている限りは、読者は最後には半沢が勝利することを確信しているのであり、スリリングさは今一つないのだが。また、敵が次第に強く大きくなるのもやがて限度がやってきそうだ。この時点では、まだ大丈夫のようだが。⇒

  • W-G さん

    最初に読んだ時よりも面白く感じた。初読の時は半沢が窮地を脱するのが、議員の欠席というラッキーに拠っていたことがご都合主義に感じた。今回もその部分はやはり都合良く思えたが、債券放棄に関するやり合いが楽しく、読ませるだけのものはある。『ロスジェネ〜』が派手さのある面白さだっただけに、全体を貫くトーンが暗めで、登場人物の平均年齢も高く、フレッシュな若者不在なことが目立ってしまったかもしれない。もう一、二作目のように、半沢自身が若手として暴れる、というだけでは物足りなくなってしまっているのかもしれない。

  • Kazuko Ohta さん

    コロナのせいで、テレビには半沢直樹がなかなか帰ってこないからせめて読む。いんや〜、やっぱり面白いなぁ。私にとって、シュッと読めるお手頃頁数は320頁ぐらいまでなのに、それを100頁上回ってもシュシュッと読めるのは、今なら中山七里かたまにはずれるけど東野圭吾、そして鉄板の池井戸潤。法律以前に守るべき人の道。まっとうな商売してなんぼ。ほんと、そう思うのに、どうして人は身の丈に合わない欲をかき、良いものは良い、悪いものは悪いと言えなくなってしまうのか。「徹底的にやる」と「倍返し」とどっちが怖いだろ。倍返し歓迎。

  • ぱるぷ さん

    ★★★★ 半沢が航空会社の再建に挑む……いつも通り安定の面白さ‼︎ 今回中野渡さんカッコよすぎ‼︎ ロスジェネ、イカロスもドラマ化して欲しい‼︎

  • ぷう蔵 さん

    いやいや、さすがだなぁ…池井戸氏。半沢シリーズ第4弾、これまたワクワク、ハラハラ、ぐんぐん楽しくページを捲らせていただいた。まあきっと負ける事はないだろうと、なんとなく分かっていて、そのとおり終わるのだが、期待外れでも、予想どおりでガッカリでもなく、しっかり楽しめる。こういうのって日本人が好む形なのかなぁ…。勧善懲悪、小さい正義が巨悪に立ち向かう。水戸黄門とか遠山の金さんとかと同じ、予想どおりの一件落着〜〜。池井戸作品はみんな読後感が良いですよね。スッキリ、ストンと落としてくれる。

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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