民王 文春文庫

池井戸潤

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167728069
ISBN 10 : 4167728060
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
追加情報
:
349p;16

内容詳細

「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!?一気読み間違いなしの政治エンタメ!

【著者紹介】
池井戸潤 : 1963年岐阜県生まれ。慶応義塾大学卒業。98年『果つる底なき』(講談社文庫)で江戸川乱歩賞、2010年『鉄の骨』(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』(小学館)で直木三十五賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zero1 さん

    漢字が読めない首相いたよね!大臣の酩酊会見も。女性問題により69日で終わった人も。政治家は何のため存在する?党や自分の当選が大事?池井戸が描いたのは銀行や中小企業ではなく政治。武藤泰山は首相の椅子を手に入れたが息子の翔と入れ替わってしまう。翔は国会に、泰山は大学へ。ご都合主義だがバナナなどコミカルに描いているため軽く読める。「リアリティーがない」と批判する議員がいたら疑うべき!「総理にされた男」(中山七里)と似た作品。「君の名は。」とも。国民とマスコミは何が大切か見極めろ!安倍首相はアッキーと入れ変わる?

  • 抹茶モナカ さん

    総理大臣とその息子の人格が入れ替わってしまうエンターテイメント。ユーモアたっぷりの描き方で、読んでいて、笑ってしまう箇所もあった。いつもの勧善懲悪路線とは、少し違ったのも、良かった。人格の入れ替えには、巨大な陰謀が絡んでいて、総理大臣と息子以外にも、入れ替わっている組み合わせも出て来て、そこが目新しかった。まあ、基本は、交換した役柄をこなそうと、あくせくするお決まりのパターンなんですが、それなりに楽しめました。

  • れみ さん

    総理大臣とその息子が緊急事態に巻き込まれるお話。コメディタッチで描かれているのもあって、今まで読んできた池井戸潤さんの作品とはかなり違う印象だったけど、可笑しいところや爽快なところがたくさんあり、感動したし面白かった。

  • ミカママ さん

    コレ、作家名隠されて読んだら、たぶん池井戸さんだってわからなかったと思う。いや、東京第一銀行出てきてたか(笑)。傑作政治経済エンタメであると共に、池井戸さんの怒りがいたるところに垣間見られて、それが楽しかった。彼の怒りはイコール日本国民の怒りでもあるんだろうけど。ラスト大団円なのも、後味よろしい。たまたまドラマのDVDあるけど、そちらは観ないかも、です。

  • W-G さん

    これは初読。完全SFな基本設定と、それが許容されるだけの、お気楽ムードの作品であることはなんとなく感じたので、今まではあまり興味が沸かなかった。実際に読むと、思った通りのコメディタッチでありながら、他の先品にも通底している、真っ直ぐな心持ちの清々しい人間模様が随所に見られて、きちんと楽しめた。しかし政治家の話だけに、この物語の一幕だけを切り取って、泰山や翔が真人間になったと判断出来ず、この先の読めない結末次第では、いくらでも茶番と化す内容。その辺を敏感に感じる人には、イマイチと断ぜられてもおかしくない。

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池井戸潤

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。’98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、’11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもので

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