大阪的 コーヒーと一冊

江弘毅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903908922
ISBN 10 : 4903908925
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
95p;19

内容詳細

どこで書くか、方言を使うか、世の中の場所は全部ローカルではないか…関西の名物編集者と作家が、怒濤の勢いで語り、綴る!大阪から、日本のローカルのあり方が見えてくる。書き下ろしエッセイ×一気読み必至の対談を収録!

目次 : 1 大阪から来ました/ 2 どこで書くか、大阪弁を使うか問題(働きながら書いていたこと/ 書いたもの、関西弁で読む?/ 三代おってから威張ってください/ その場にふさわしい言葉を何通りも知っている ほか)/ 3 大阪語に「正しさ」なんてない/ 4 世の中の場所は全部ローカルだ(大阪には「居場所」がある/ 天満も福島も全然ちがう、けどなんか似てる/ すごいローカルなことを守っている都会/ やな学校って、みんな同じ顔して誰がいじめてくるかわからない学校 ほか)

【著者紹介】
江弘毅 : 1958年大阪府岸和田市生まれ。神戸大学農学部卒。京阪神エルマガジン社にて『Meets Regional』誌をたちあげ、12年間編集長を務める。2006年に編集集団140Bを設立、現在取締役編集部長

津村記久子 : 1978年大阪府生まれ。2005年「マンイーター」(刊行時に「君は永遠にそいつらより若い」に改題)で第21回太宰治賞を受賞しデビュー。08年『ミュージック・プレス・ユー!!』で第30回野間文芸新人賞、09年「ポトスライムの舟」で第140回芥川賞、11年『ワーカーズ・ダイジェスト』で第28回織田作之助賞、13年「給水塔と亀」で第39回川端康成文学賞、16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 修一郎 さん

    生まれも育ちも大阪の津村さん。大阪は「厚化粧の老獪なおばちゃん」とか「長女の東京にコンプレックスを抱く次女」だといった冷静な評価がツボ。大阪の人はボケと突っ込みの掛け合いで会話が続いていかないといけないという強迫観念が常にあって,おもろないやつと言われるのは一番ヤバくて人として最低評価… というのは自分が感じた大阪人のイメージだったけれども大体あっているみたい。で,「知らんけど」と言うのは「この話題終わりにしよう」なのね。。

  • Shoji さん

    大阪人の感性について軽快に語られています。「トランプってヅラかな」って、確かに大阪人と大阪人なら会話が成り立つ。しかもおもろい。居心地の良さならどこにも負けない街やな大阪は。さらりと読める一冊でした。

  • pohcho さん

    大阪人同士による大阪についてのエッセイと対談。かなりローカルな内容で大阪出身の私には興味深い内容だったけど、 大阪に住んだことない人に面白いのかは疑問。「おーまーえーはーアーホーか」が懐かしくて笑う。トランプヅラ問題を力説する津村さんが可笑しかった(言われてみればそれっぽいけどどうなんだろう?)「トニオ・クレーゲル」の話も興味深かった。ジェーン・オースティンはそういう人だったんだ。津村さんもずっと大阪で書き続けて欲しいな。津村さん曰く柏市が大阪に似ているそうなのでいつか行ってみたい。

  • アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯 さん

    作家の津村記久子さんと編集者の江弘毅さんの対談と、それぞれの大阪に関するエッセイが一冊に。大阪は厚化粧の老獪なおばちゃんであるとか、長女の東京にコンプレックスを抱く次女の大阪、「大阪好っきっやねん」はダサいけど「痴漢、アカン!」のポスター(大阪府警)はOKとか、大阪弁の地域差や、「お前おもろないねん」は人格否定、ローカルの良さなどなど。なるほどーと思ったり、そやそやと頷いたりしながら読んだ。「吉本だけが大阪やないで」と思っているタイプの大阪人にはハマる一冊。(知らんけど)

  • HMax さん

    やっぱりローカルが一番。ニューヨークに行った大阪の友達がトランプがヅラかどうか聞けなくなった。ニューヨーク(世界の中心)に染まってしまたなって感じるところに共感。今の大阪についても、美人の長女に勝手に対抗してる次女が実は三女だった。その三女も、老獪なおばちゃん。グランフロント大阪は「ちょっと東京の真似してみてん、どう?」まずは自前のものを大事にすべきなのではないだろうか。おばちゃんは最近覚えはった厚焼きパンケーキとか超勧めてくるけど、わたしはおばちゃんが作るもんやったら、お好み焼きが一番うまいように思うわ

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人物・団体紹介

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江弘毅

1958年、大阪府岸和田市生まれ。編集者・著述家、神戸松蔭女子学院大学教授。89年月刊『ミーツ・リージョナル』の創刊に携わり、12年編集長を務める。ファッション・ページも長く担当。「街場」を起点に多彩な活動を繰り広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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