成り上がり 金融王・安田善次郎 PHP文芸文庫

江上剛

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569760698
ISBN 10 : 4569760694
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
追加情報
:
490p;15

内容詳細

ハダカ一貫から、日本一の金融王へ!幕末から明治、大正と、激動の時代を生きた銀行業の元祖・安田善次郎。富山の貧しい下級武士出身ながら、商人として「千両の分限者」となることを志した善次郎は、数々の挫折と失敗を乗り越えて両替商・安田屋を江戸で開店、成功をつかんでいく。一代でみずほフィナンシャルグループの礎を築いた安田善次郎の、波瀾万丈の前半生に光を当てた長編小説。

【著者紹介】
江上剛 : 1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』で作家デビュー。03年に同行を退職し、執筆生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Walhalla さん

    幕末から明治、大正の時代を生きた安田善次郎の半生を描いた作品でした。決して裕福ではない家の出身だそうですが、一代で日本の四大財閥の一角を担うまでになり、現在の、あの青い銀行などを持つ総合金融グループの礎を築いた人物です。常に順調だったわけではないそうですが、客に利益をとってもらい、商人は信用という利益を積み重ねるという生き方に感銘を受けます。金融業務の歴史を改めて学べる機会にもなって嬉しいです。今作では、金融以外の事業についてはあまり登場しませんでしたが、あとでいろいろ情報を集めてみようと思います。

  • まつうら さん

    成り上がりという言葉はあまりよい意味ではないが、安田善次郎をそんなふうに捉えるべきではないと思う。そもそも、成り上がりというなら、岩崎弥太郎とか渋沢栄一とか、この時代に業を成し遂げた人はみんな成り上がりだ。 新政府の国債を引き受けたエピソードとか、安田善次郎は相手を見て取り引きを決めてきたと言われる。そういう意味では、関西の松本重太郎も同じで、相手をみて融資を決裁してきているが、安田善次郎が大財閥を築いたのに対して、松本重太郎の最後は破産してしまっている。この2人の対比はとても興味深い。

  • ごゆるりと さん

    ⭐️⭐️⭐️ みずほフィナンシャルグループの礎を築いた安田善次郎の伝記小説。

  • hiyu さん

    安田善次郎氏の一生を描いたもの。どことなく童門冬二氏のようなテイストを感じるものではある。前半の忸怩たる思いが様々な形で出てくるのが何とも言えず。ある意味これでもかという躓きだけではく、生涯の伴侶の存在、知己の存在、どれ一つ欠けてもなし得なかったのだと思う。惜しむらくはラストにかけ、あっという間のように思えたこと。

  • タカシ さん

    みずほフィナンシャルを築いた安田善次郎の半生記。私自身が富山出身なのでとても興味深く読めました。波乱万丈の成り上がり物語で面白かったです。富山駅前の銅像を思い出しました。

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江上剛

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』で作家デビュー。03年に同行を退職し、執筆生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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