京都うた紀行 近現代の歌枕を訪ねて

永田和宏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784763806376
ISBN 10 : 4763806378
フォーマット
発行年月
2010年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,270p

内容詳細

宮中歌会始詠進歌の選者である歌人夫妻が、京都滋賀の「歌枕」に魅せられ、歌人の足跡を辿る。歌を通し、その場所を共有することで、何でもない風景が特別な空間になる自らの体験が綴られる。ふたりの対談も収載。

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読書メーターレビュー

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  • Roadblue さん

    頂き物の積読本。京都新聞の連載コラムの単行本化らしい。 京都滋賀の名所旧跡を歌人夫婦の永田和宏、河野裕子が自らの思い出や思い入れを盛込み、自分の歌を披露する。河野は7年前に乳癌で他界。京都では今でも偲ぶ会が定期的にあるらしい。 団塊世代の連中が身内で盛り上がっている雰囲気が嫌味に感じなくはないが、馴染みのある地名が次々と登場し嬉しくもある。いいなと思う歌も紹介されている。 永田は細胞生物学者。ハンスノイラート賞とかいうタンパク質研究では権威のある賞を7月に受賞したというニュースで、ついにこの本に手が出た。

  • ひかりパパ さん

    ここしばらく永田和宏と河野裕子の本を読んでいる。「近代および現代短歌からピックアップした」京都~近江の歌枕の地を二人が一緒に訪ねて歩いている。取り上げられている場所は地元で暮らす自分にも馴染み深い所で、自分の思い出と重なり合って楽しい。二人の歌に誘われてもう一度幾つか訪ねたくなった。

  • つんこ さん

    2008年7月から2010年7月までの2年間に京都新聞に連載されたこの「京都うた紀行」。連載が始まると同時に奥さま裕子さんの乳がんが再発。 おふたりの最後の日々を、奇しくもこの連載のために度々でかけた京都で過ごされたようです。 「場所の記憶」の共有。京都のあちらこちらの歌を読みながら、私の、みなさんの京都の記憶を重ねる一冊。

  • メルセ・ひすい さん

    14-84 ★5 必読書 絵に描いたような清冽さ 昔のままのたたずまい!黄檗宗オウバク 大本山萬福寺!・洛中・洛東・洛北・洛西、洛南・滋賀の名跡巡りながらの「うた」… 京都新聞「京都歌枕」書籍化。宮中歌会始詠進歌の選者である歌人夫妻が、京都滋賀の「歌枕」に魅せられ、歌人の足跡を辿る。歌を通し、その場所を共有することで、何でもない風景が特別な空間になる自らの体験が綴られる。ふたりの対談も収載。

  • まめお〜 さん

    「歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年」に登場した、夫・永田和宏氏との最後の共同作品。お二人の大切な2年間が凝縮されている。京都市で育った私にも懐かしい場所や、場面が思い浮かぶような歌があり、よかったと思う。私はこの本の河野さんの歌になんとなく物足りなさを感じる部分があった。巻末の夫との対談の中で、河野さんご自身が「一般読者の方に読んでもらってもわかりやすい歌を作ろうと思うんですよね。」と、この企画に対するスタンスを述べられていた。もしかするとその気づかいはいらなかったのかもしれない・・・

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人物・団体紹介

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永田和宏

歌人、細胞生物学者。JT生命誌研究館館長。京都大学名誉教授、京都産業大学名誉教授。1947年、滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。京都大学結核胸部疾患研究所講師、アメリカ国立がん研究所客員准教授、京都大学再生医科学研究所教授、京都産業大学総合生命科学部学部長、日本細胞生物学会会長などを歴任。ハ

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