長崎の鐘 アルバ文庫

永井隆(医学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784805664056
ISBN 10 : 4805664053
フォーマット
出版社
発行年月
1995年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
永井隆 ,  
追加情報
:
15cm,160p

ユーザーレビュー

総合評価

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    私は通り過ぎたことしかないのだけれど、息子は小学校と中学校の修学旅行ともに長崎を訪れている。そのたびに、浦上天主堂について知らべ、語り部の方からのお話も聞いているのだなあと思った。小学生には難しいだろうが、中学生には、事前にそれぞれに調べ物をさせるより、この本を読んで行かせてあげたらよかっただろうなと思った。それ以外に感想が出てこない。顔を上げたら、何もなくなっていて、灰の地獄だったのだろう。きっとそれから苦しむ声が聞こえてきたのだろう。

  • へくとぱすかる さん

    有名な本であるが、ようやく初読できた。医師の目から、爆心地に近い医大での被爆体験を克明に描く。読んでいてその場にいるかのように感じられるリアルさ。爆風に痛めつけられ、炎が迫るなか、声をあげながらもその場で次々に死んでいく恐ろしい現場。自分も出血して苦しいのに、使命感から治療に回って、ついに倒れる永井先生。「人類よ、戦争を計画してくれるな」という言葉が身にしみる。

  • piro さん

    同じ被爆地ながら広島と比べて長崎の話は少なく、今まで読んだ事がなかったので探してみました。長崎医大(当時)の永井博士が著した一冊は、自らも被爆し大怪我を負いながら、地道に人々の救護にあたった様子を克明に描いたドキュメンタリー。長崎医大が一瞬で野戦病院と化したあの日の様子が医師の視点から冷静に描かれておりとても興味深い。竹槍と原子爆弾の対比はまさにあの戦争を象徴する様で心が痛みました。「戦争は人類の自殺行為」心からの反戦を訴えた永井博士の思いを絶やしてはいけません。

  • 瑪瑙(サードニックス) さん

    永井博士のたんたんとした記述に余計に原爆の残酷さを感じた。長崎に原爆が投下される直前から順序立てて綴られていている。ご自身も被曝され、奥様を亡くし、幼い子供たちを残して亡くなられた。どんな気持ちだったのだろう?この本はあくまでも事実を忠実に記す事に心血を注がれたように思う。永井博士のもっと内面の事も知りたいと思った。

  • マリリン さん

    兼業だった頃、当時70代後半だった社長から長崎での被爆体験の話を聞いた。本書は、著者が自らの体験を自身の立場から記録に残した「医療隊救護活動報告書」。占領軍司令部から差し止めを受けたという内容は、当時の情景とともに原子爆弾の詳細・被爆の影響や治療・情景等。以前聞いた話が下地にあったので、社長の心情がより理解できた。訃報の連絡に過剰な反応を示し、陰で異常だと言われていたけれど、10代前半で本書に書かれているような状態を目の当たりにしたら、心に受けた傷は多分生涯消える事はないだろう。→

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