私たちは長崎にいた アルバ文庫

永井隆(医学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784805697252
ISBN 10 : 4805697253
フォーマット
出版社
発行年月
1997年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
永井隆 ,  
追加情報
:
15cm,256p

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • かおりんご さん

    あの日あのときに、長崎にいた人たちの言葉を集めたもの。さすがだなと思うのは、浦上の人たちの地域力。隣組制や時代というのもあるのかもしれないけれど、どこの誰というのを把握しているのに驚いた。皆カトリック信者なので、日常的に『隣人を愛せよ』という教えを意識していたはずなのに、原爆下では我が身が一番大事で、恐怖におののいてしまい、弱っている人たちに手を差し伸べられなかった苦しみが描かれている。罪悪感や後悔の念に苦しんでいる人たちの告白には、心が痛くなる。戦争は、肉親の間に、心のヒビを刻み込む。

  • しゅん さん

    8月9日の長崎市浦上を生き残り、多くのものを失った人々の記録。永井隆の周りにいた人々の文章を集めてるから、当日の運命がそれぞれに交差していて、中には幽霊めいた話もでてくる。被害者が加害者意識を抱えだすプロセスとその(他者と自分への信頼を失うことの)痛みを感じ取った。

  • Yossan さん

    長崎は、一時期仕事で頻繁に行き来した、思い出の街です。今日、ローマ教皇も来日されていますが、絶対に繰り返してはいけないこと、そう思い、拝読しました。

  • masayukimi さん

    1986年11月読了

  • 小野妹子 さん

    長崎の原爆の体験記。今まで、原爆といっては広島のことばかり考えていたことに気づかされた。体験記は筆者の親戚や、近所に住んでいた人たちによるもので、爆弾投下によって一つのコミュニティがどう揺れ動き、崩壊したのかを生々しく感じ取ることができる。

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