麻布襍記 附・自選荷風百句 中公文庫

永井荷風

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122066151
ISBN 10 : 4122066158
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
380p;16

内容詳細

永井荷風は大正九年五月、東京・麻布市兵衛町に居を移し、以来、洋館「偏奇館」に二十五年暮らした。本書は彼の地で執筆した短篇小説「雨瀟瀟」「雪解」、随筆「花火」「偏奇館漫録」「隠居のこごと」など全十四編を収める。抒情的散文の美しさを伝える作品集。「自選荷風百句」を併録する。

目次 : 麻布襍記(雨瀟瀟/ 雪解/ 春雨の夜/ 二人妻/ 芸者の母 ほか)/ 自選荷風百句(春之部/ 夏之部/ 秋之部/ 冬之部)

【著者紹介】
永井荷風 : 1879(明治12)年東京生まれ。高商付属外国語学校清語科中退。1903年より08年まで外遊。帰国して『あめりか物語』『ふらんす物語』(発禁)を発表。10年、慶應義塾大学教授となり『三田文学』を創刊。52年、文化勲章受章。59(昭和34)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    荷風が麻布に居を移してから5年間を過ごしました。ここで書かれた短編と随筆などがおさめられています。小説も随筆も麻布の町を思わせました。

  • goodchoice さん

    作者の随筆の部分はやや散漫で面白みに欠けるが、短編風の部分は大正末期の風俗や考え方か色濃く漂い、人情溢れる様子が現在との対比で非常に興味深い。巻末の須賀さんが偏奇館跡を訪ねる下りは、大変貌を遂げた六本木の風景に驚かされる。誰が今、泉ガーデンタワーになっていると想像がつくだろうか。時代の流れとはいえ、風情のなくなり方があまりに無情だ。

  • 荏苒 byn さん

    ざっきと読むとのこと。戦前焼失前麻布(六本木)で書いたもの集成。短編は他本で既読もあって、飛ばし読み。「花火」で、大逆事件批判。後半の雑文(隠居のこごと等)には、彼の尊敬する森鴎外の著作に触れること多し。森というと、必死の出世競争人物という悪印象。須賀氏跡地訪問の解説。余かれこれ30年前、探し歩きし覚えあるが、分明成らず。今は、表示板がある由1丁目6-1(写真381頁)。

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永井荷風

1879(明治12)年東京生まれ。1903年より08年まで外遊。帰国後『あめりか物語』『ふらんす物語』(発禁)を発表。主な作品に『〓東綺譚』『断腸亭日乗』がある。59(昭和34)年没

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