英語の害毒 新潮新書

永井忠孝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106106248
ISBN 10 : 4106106248
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
197p;18

内容詳細

日本人の多くは英語を必須能力と捉えている。会話重視の教育はさらに低年齢化し、「日本語禁止」の企業まで登場する始末だ。
それが「自発的な植民地化」への道だとも知らず――。
本書では、気鋭の言語学者がデータに基づき英語の脅威を徹底検証する。
「企業は新人に英語力など求めていない」
「アジアなまりの英語こそ世界で通用する」等、意外な事実も満載。
英語信仰の呪縛から解き放たれること必至の画期的考察!

【著者紹介】
永井忠孝 : 1972(昭和47)年、熊本市生まれ。東京大学文学部言語学科卒。米アラスカ大学フェアバンクス校大学院人類学科にて博士号取得。青山学院大学経営学部准教授。専門は言語学(エスキモー語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 双海(ふたみ) さん

    私はひねくれ者なので、大学では英語なんぞ碌々勉強せずに、ひたすら国語を学んでいました。正かな遣、正漢字、くずし字、古語・・・。白人の奴隷(精神的な面で)にはなりたくないもの。

  • roatsu さん

    帯の言は極端に見えるが、本書を読めばあり得ることと説得力をもって迫ってくる。立派な国語があるありがたい環境にいるのに、国内外の利権・思惑に演出された英語幻想に踊らされて主体性なく盲目的に学んでいる、という姿勢が国家レベルで害毒を招くということかと。外国語を学ぶ無邪気な楽しさの横には注意すべき問題もあるということ。批判的に日本の英語学習状況を分析する本は貴重だと思うので広く読まれるといいと思う。自身は日々英語を使う職場勤めだが、受験英語の下地で不自由なく、まずは必要性に基づく学習が大事だと考える。

  • calaf さん

    外国語として1カ国語、それもほぼ英語のみを学ぶ事になっている日本。こんな無茶な国は世界中を見渡しても他にない。少なくとも自国語(アイヌ語とか琉球語とか日本手話とか)を含めた3カ国語を学ぶべし。それも英語に偏る事があってはならない・・・なるほど。。。結構説得力のある話でした。まぁ、私の仕事の分野では少なくとも私の生きている間には必須な事は変わりそうにはないですが。

  • Nobu A さん

    最近、言語教育間の連携や学びについて考えることがあり、気になって購入した文庫本を読了。言語学習を通して視野を広げることに誰も異論はないと思うが、現在の日本の英語教育を自発的植民地化という大胆な視点から検証・考察。所々多面性に欠け、客観性に疑問がある箇所もあるが、大いに賛同する箇所も多い。道具的価値より装飾的価値に重きを置く今のアメリカ英語一辺倒の言語教育に警鐘を鳴らし、多言語教育を提唱。一読の価値あり、と個人的には思う。

  • ふろんた さん

    自分に都合のいい資料を持ち出した強引な意見には辟易します。この人、マクドナルドやディズニーの進出も植民地支配のために好都合とか言い出すんでしょうね。私は仕事上英語が必須ですが、フランス人もインド人も中国人もコミュニケーションは英語です。なので、英語を使うことで日本が植民化されているとは感じません。むしろビジネスにおいては、ネイティブの英語はわかりづらいです。むしろ方言です。なので、ネイティブ英語は害毒といってくれれば共感できます。

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永井忠孝

1972年(昭和47)年、熊本市生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。米アラスカ大学フェアバンクス校大学院人類学部にて博士号取得。同校外国語外国文学部助教授を経て、青山学院大学経営学部教授。専門は言語学(エスキモー語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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