100円のコーラを1000円で売る方法 マーケティングがわかる10の物語

永井孝尚

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806142393
ISBN 10 : 4806142395
フォーマット
出版社
発行年月
2011年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

価格を下げるな、「価値」を上げろ。
子トラーからブルーオーシャン、キャズム理論まで1冊でつかめる!


「省エネルック」が失敗して「クールビズ」が成功した理由は?「キシリトールガム」が売れた理由は?など、実例をあげつつストーリー形式でMBAマーケティング理論が学べる!B to Bマーケティングの基本を楽しく身につける一冊。


編集者からのおすすめコメント
新人商品プランナー・宮前久美が挑んだのは、「Appleにできて日本企業にできない壁」だった。彼女は日本が抱える課題――「高品質・多機能。でも低収益」から脱却できるのか?
コトラーからブルーオーシャン、キャズム理論まで、マーケティングがわかる10の物語


著者あとがきより
「顧客が言うことは何でも引き受ける」という日本人の勤勉さは、高度成長期を通じて無類の強さを発揮しました。しかし、それは同時に過当競争を生み出し、差別化ポイントを失わせ、「高品質なのに低収益」というアイロニカルな矛盾を生み出しています。
本書のテーマ――顧客中心主義とは、「顧客に振り回される」ということではなく、「顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供する」ということなのです。


【目次】
【ラウンド1】 アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか?――事業の定義
【ラウンド2】 「お客さんの言いなりの商品」は売れない?――—顧客絶対主義の落とし穴
【ラウンド3】 顧客の要望に100%応えても0点――—顧客満足のメカニズム
【ラウンド4】 値引きの作法――—マーケットチャレンジャーとリーダーの戦略
【ラウンド5】キシリトールガムがヒットした理由――バリュープロポジションとブルーオーシャン戦略
【ラウンド6】 スキンケア商品を売り込まないエステサロン――—競争優位に立つためのポジショニング
【ラウンド7】 商品を自社で売る必要はない――チャネル戦略とWin−Win関係
【ラウンド8】 100円のコーラを1000円で売る方法――値引きの怖さとバリューセリング
【ラウンド9】 なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか――—コミュニケーションの戦略的一貫性
【ラウンド10】 新商品は必ず売れない?――イノベーター理論とキャズム理論


永井 孝尚(ながい たかひさ)
日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業部シニアマーケティングマネジャー。
1984年に慶應義塾大学工学部卒業後、日本アイ・ビー・エム入社。1991年よりIBM大和研究所の商品プランナーとしてグループウェア製品を企画し立ち上げるもバブル崩壊で大苦戦。マーケティングプロモーションの傍ら、セールスとして全国を飛び回り、3年間で多くの大規模プロジェクトを獲得する。1996年にはグループウェア製品開発チームのマネージャーとしてお客様をサポート。


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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe さん

    マーケティング戦略を書いた本。図が多くて初心者に配慮されている。良本ではないだろうか。ハウツー本にありがちな知識を持てたけど使い方が分からない人のために戦略を物語で解説してくれる。B2Cがメインかと思ったがB2Bにも応用できそう。PDCAとかキャズムとか技術者のabsintheでも知ってることが多いので、経営の人には言わずもがな話題も多い気がするので、社会人なり立てか、または事情から営業配属になった人向けとか。

  • ehirano1 さん

    立ち読みしてしまいました。『これいったいどうやったら・・・』同様に分かり易さを意識して書かれていました。『これいったいどうやったら・・・』がマーケティング初級としたら、本書は中級かというとそうではなく、初級+α止まりなのが惜しいです。

  • へロム さん

    物語形式で 難しい理論を抜きにして すぐに読めます。著者も書いておられるようにこの本をきっかけにマーケティングに関心が持てれば良しとし、さらにステップアップしていけば良いと思います。【図書館本】

  • 月讀命 さん

    自分自身が考えるベストを提案する事が大事、つまり、お客さんの望むとおりのセールスをし商品開発をし、販売する事は、お客さんの要望に応えているが、言った事しかしないに等しい。お客様の意に反する事であっても、お客様の真に役に立つ様な前向きなBESTな提案をする事が重要である。100円コーラを1000円で売る方法・・・・極端なタイトルだが、いかに付加価値をつけて売り、真にお客様に満足してもらい感動を生ませるビジネスが重要・・か。満足感を与える事で、それは高いものではない。価格競争に巻き込まれないセールスが肝要だ。

  • Willie the Wildcat さん

    読者を惹きつけるテンポと、Mktgの要素。Kotler氏を含めた巻末の文献リストも、Mktg理解の更なる深堀りに有用。”視点”と”価値”の重要性を、再認識。Mktgに限らず横展開すべき概念。特に、市場の2番手、3番手としての姿勢・思考の描写が印象に残る。「顧客中心主義」の”中心”を再考・再認識させてくれる点もわかりやすい。評価が高いのも頷ける。Mktgに馴染みのない方にもお奨め。

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