台湾の若者を知りたい 岩波ジュニア新書

水野俊平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784005008735
ISBN 10 : 4005008739
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
207p;18

内容詳細

東日本大震災の直後に200億円もの義援金を送ってくれた台湾の人々。その影響で、台湾へ旅行をする日本人の数は年々増えています。それでも、私たちは台湾人の普通の若者について、ほとんど何も知りません。台湾の若者の学校生活、受験戦争、兵役、就活、台湾人との付き合い方…3年以上に渡る現地取材を重ねて知った、台湾人の意外な日常生活。

目次 : 第1章 台湾の基本知識(台湾の位置と大きさと人口/ 台湾はいつも「夏」 ほか)/ 第2章 小学生の日常から台湾の生活事情を知る(日本よりやや早い登校時間/ 朝の掃除と「升旗朝会」 ほか)/ 第3章 日本とはちょっと違う?台湾の高校生活(台湾の高校・高専/ 台湾の高校入試「会考」 ほか)/ 第4章 台湾の大学生活―兵役はあるけど就活はない(進学先は「大専校院」/ 多様な入試と選抜―「多元入試」「多元入学」 ほか)/ 第5章 台湾人の本音(台湾は「親日国」、台湾人は「親日家」/ アンケート調査で台湾人の本音を探る ほか)

【著者紹介】
水野俊平 : 北海商科大学教授、北海学園札幌高校講師。1968年、北海道生まれ。天理大学外国語学部朝鮮学科卒、全南大学校大学院国語国文科博士課程修了。大学院時代の恩師が台湾の成功大学卒だったことから台湾にも関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • カレー好き さん

    親日といわれる台湾。ひとつの中国などこれから大きな問題となる可能性があるが、台湾の学生生活や日本人について思うことなどをアンケートやインタビューをもとに紹介。日本人の社交辞令は嘘を言っていると捉えられる。イエス、ノーとはっきり意志を示して欲しい。そうだろうなと思う。

  • さとうしん さん

    台湾の小学生・高校生・大学生の学校生活が具体的にまとめられている。毎年のように変わるという入試制度、2年→1年→4ヶ月と段階的に短縮され、人によっては「時間の無駄」という兵役、その兵役の影響もあって、日本とかなり様相が異なる就職活動、日本人の曖昧な態度に困惑する台湾人の反応などが印象的。菜食主義への配慮、男女平等志向など、細かな文化・習慣に関する情報も盛り込まれている。

  • 白パラガス さん

    親日として有名な台湾。しかし,本音では日本人のことをどう思っているのか?台湾には私が大学2年のとき,学内プログラムで一週間ほど訪れたことがある。現地の学生にはとても親切にしてもらい,そのプログラムで台湾の大まかな歴史・文化を学んだ。今年の3月には学内の交流アルバイトに参加し,台湾からの留学生のサポートをした。短い間ではあったが,台湾での恩を返すつもりでもてなした。その延長線で出会ったのが本書である。「彼女はいますか」という質問から「国旗・国歌についてどう思いますか」という質問まで,台湾の若者の本音を問う。

  • ののまる さん

    一緒なんだよね。いま世界中の若者(特に先進国の中流家庭以上、都会育ち)が、似ていると言われる時代。行動も消費も、スマホに入っているアプリも。でも国民性、歴史、政治などが違うから、そこをちゃんと知らないと。あと、いつまでも日本のサブカルチャーが人気だから親日が続くという甘い考えはダメ。

  • 蛇の婿 さん

    台湾における男女の小学生、高校生、大学生にインタビューという形でいろいろ尋ね、最後に台湾人から見た日本人の印象と、どうやって日本人が台湾の人と付き合って行ったらいいかをすごくざっくりとまとめた本。なかなか勉強になって面白かったですね。そして台湾の人たちがこれだけ日本に関心を持ってくれているのに日本人は台湾の事はあまり関心が無いというのも耳が痛い話。そりゃあ台湾でいろいろあってもTVで報道したりほぼ一切していないもんなぁ。何をか言わん。一度は行ってみたいですね。台湾。しばらく滞在してみたいと思える国です。

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