妖怪軍団 ゲゲゲの鬼太郎2 ちくま文庫

水木しげる

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480028822
ISBN 10 : 448002882X
フォーマット
出版社
発行年月
1994年07月
日本
追加情報
:
15cm,347p

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読書メーターレビュー

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  • 忽那惟次郎8世 さん

    時代を反映している。「海坊主先生」では「あなた方ニューネッシー知ってるでしょ」という台詞が飛び出す。1977年に新聞の一面に出た 日本漁船がニュージランド海域で釣り上げた海竜に似た腐乱死体(その新聞記事はまだ宝物として持っている) この台詞だけで嬉しくなった。 それからもうテレビ放送が始まっていたのか?「ゲッゲッゲゲゲのゲー 朝は寝床でグーグーグー・・・」という歌詞がこの「海坊主先生」の中で初めて登場する。 それまでは冒頭の「ゲッゲッゲゲゲのゲー」だけであった。海坊主村の小学生たちが歌うところが可愛い

  • T.Y. さん

    表題作では妖怪の地位向上(という人間に対する君臨)を目指し南方妖怪が襲来する。基本的に鬼太郎は人間を助けるのだが、「幽霊電車」のように人間に殴られて復讐する話、「猫町切符」のように全く歯が立たなかった話もあってバリエーション豊富。あかなめが夢の島の廃棄物から出現したりと現代の開発を主題とする話もままあるが、「猫仙人」ではすんなり仙人を退治して開発を進めさせてしまうドライさも(しかも鬼太郎自身立ち退き住処を変えている)。アニメで見覚えのある話について、アニメでの意味の変遷を見て取るのもまた一興。

  • 袖崎いたる さん

    「正義と愛が俺をうごかすんだ」これは鬼太郎の言葉である。鬼太郎はなぜ人間を助けるのだろうか。幽霊族とかなんとかの末裔が鬼太郎だったと思うが、出生のエピソードも目玉オヤジとのやり取りでもこれといって正義の動機は語られていない。にもかかわらず鬼太郎は命を賭して人間と妖怪との境界をとりなそうとする。増長しようとする妖怪には目の上のたんこぶであり、開拓しようとする人間には英雄とみなされる。しかし人間が道路工事をするから家を立ち退けとなると鬼太郎は従う。どちらかといえば人間に肩入れしてるようだ。

  • ホークス さん

    寂寥感と長閑さに満ちた、水墨画的ファンタジー。適度なあやふやさが、世界に奥行きを、読者の心に開放感を与える。昔話とも共通する、ちょっと背徳的な喜びが癖になる水木ワールド。読む度にしみじみ楽しい。

  • Mark.jr さん

    ・珍しくねずみ男が何も悪いことをしない「まくら返し」。 ・アニメや他の漫画では妖怪軍団の親玉みたいな扱いなのに...。でも本来はこんな妖怪ですよね「ぬらりひょん」。 ・個人的に本書一番のお気に入り「人食い島」。特に、札束でバカと書くシーンはむっちゃ笑いました。

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人物・団体紹介

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水木しげる

本名、武良茂。1922年(大正11)生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争中に召集され、ラバウルで左腕を失う。復員後、さまざまな職業を経て、57年『ロケットマン』で漫画家デビュー。65年『テレビくん』により第6回講談社児童まんが賞、89年『昭和史』により第13回講談社漫画賞受賞。91年、紫綬褒章、2

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