ワークプレイス・スタディーズ はたらくことのエスノメソドロジー

水川喜文

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784863390836
ISBN 10 : 4863390831
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
309p;21

内容詳細

シゴトの現場で何が起こっているのか?寿司屋のカウンター、ガンの相談電話、緩和ケアの痛みの共有、航空管制のリスク管理、リフォームの現場、ICT機器の利用現場、ビジネスミーティング…共同作業とコミュニケーションの中で実践される活動を丹念に描く。

目次 : エスノメソドロジーとワークプレイス研究の展開/ 1 サービスエンカウンター/カスタマーサービスというフィールド(どんな店か、どんな客か―江戸前鮨屋の注文場面の応用会話分析/ 職人の技術と顧客コミュニケーション―住宅設備の工事現場のサービスエンカウンター/ 「不十分な」助言の十分な達成―電話相談における“助言者‐相談者”という装置)/ 2 組織コミュニケーションのデザイン(デモ開発プロジェクトを立ち上げることと運営すること―ロボットラボにおける意思決定とリーダーシップ/ ワークとしての情報行動―ミーティングにおける情報の実践的マネジメント/ 対面における知識共有と課題解決―配管工事のミーティング場面から)/ 3 プロフェッションと実践の中の道具/メディア(「メンバーの測定装置」としての「痛みスケール」―急性期病棟における緩和ケアの実践/ 柔道整復師のプロフェッショナル・ヴィジョン/ 航空管制のペアワークにおけるリスク管理―二重のモニターによる相互理解の達成)/ 4 メディアとデザインのインタフェース(遠隔作業における知識の非対称性をめぐって―配管工事現場のエスノグラフィーから/ ICTを活用した協働学習のデザインと生徒のワーク―中学校の授業実践を例として/ 「社会的コンテクスト」の記述とデザイン―組織的ワークを支援するソフトウェア開発を事例に)

【著者紹介】
水川喜文 : 北星学園大学社会福祉学部教授。慶応義塾大学大学院社会学研究科単位取得退学。社会学修士。専門:社会学、エスノメソドロジー

秋谷直矩 : 山口大学国際総合科学部助教。埼玉大学理工学研究科理工学専攻博士後期課程修了、博士(学術)、京都大学iCeMS科学コミュニケーショングループ特定研究員を経て現職。専門:社会学、エスノメソドロジー・会話分析

五十嵐素子 : 北海学園大学法学部准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)、上越教育大学大学院准教授を経て現職。専門:教育社会学、教育実践のコミュニケーション分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぷほは さん

    エスノメソドロジー弱者の私にはハードルがやや高かったようだ。具体的な職場実践の事例集なのでとっつきやすいかな〜と思って手にとってはみたものの、当たり前なのだが議論の応用性が高く、成員化カテゴリー装置や隣接対などの使い方がかなり入り組んでおり、断片データの読み込みも書き手の意図と同じ理解のレベルで読み進めるのにかなり苦労した。再読の必要があるが、それでも江戸前鮨や看護の緩和ケアのカンファレンス、がんの電話相談窓口等、個々の現場の豊かさや複雑さは十分伝わる本になっているし、各章が短いのも有難いので、輪読向き。

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