サン=テグジュペリの世界 “永遠の子ども”の生涯と思想 講談社選書メチエ

武藤剛史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065271339
ISBN 10 : 4065271339
フォーマット
出版社
発行年月
2022年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
400p;19

内容詳細

挫折と混乱、そして女たち。おとなになりきれなかった彼は、おとなの世界にほかならない現実社会を、よそ者として不器用に生き抜いた。近代という時代にたいする批判意識を研ぎ澄ませ、文明の復興と人間の復活のために、子ども時代の世界のヴィジョンを練り上げたサン=テグジュペリの生涯と作品、そしてその思想。

目次 : 第1章 子ども時代(一九〇〇〜一九一二)/ 第2章 青春の惑い(一九〇九〜一九二六)/ 第3章 飛行士にして作家(一九二六〜一九三一)/ 第4章 波瀾の時代(一九三一〜一九三九)/ 第5章 戦争(一九三九〜一九四〇)/ 第6章 亡命(一九四〇〜一九四三)/ 第7章 最後の任務(一九四三〜一九四四)

【著者紹介】
武藤剛史 : 1948年生まれ。京都大学大学院博士課程中退。共立女子大学名誉教授。専攻はフランス文学。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • オフィス助け舟 さん

    2023年9月10日再読。サン=テグジュペリの人生を追いながら、その著作の中の記述を沿えて語ることでその思想を解説している。/サン=テグジュペリが理解していた本来の精神の共同体としての人間観。「結び目」「絆」「愛の泉」……そうした表現が繰り返し現れている。/サン=テグジュペリは、人間を1個の孤立し閉じられた「箱」のような存在ではなく、過去と未来をつなぐ「糸」として見ていたのだ、と思われる。/「あなたがたを築き上げるのは、あなたがたが受け取るものではありません。それは、あなたがたが与えるものです。」

  • ラウリスタ〜 さん

    図書館。4分の3まで読了。

  • urigaya さん

    彼の死生観が好きで、好きで、たまらなく好き。 ≪ひとは死ぬわけではない。中略 肉体が崩れ去ると本質的なものが見えてくる。≫ あるいは、 ≪ひとは、与えて、与えて、与えつくすことができる≫ かんじんなことはめにみえない  からこそ、 ひとは息をすったりはいたり、、、、 もっとすなおにたんじゅんに。。。。

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