基本情報
内容詳細
近隣への散歩、ソ連での散歩…歩を進めるうち、現在と過去がひびきあい、新たな記憶がよみがえる。死を前にした清澄なひびきを持つ晩年の秀作。野間文芸賞受賞。改版に当たり、巻末特別エッセイ「丈夫な女房はありがたい」、野間文芸賞選評(抄)、百合子夫人の「受賞の言葉」を収録する。
目次 : 目まいのする散歩/ 笑い男の散歩/ 貯金のある散歩/ あぶない散歩/ いりみだれた散歩/ 鬼姫の散歩/ 船の散歩/ 安全な散歩?/ 巻末エッセイ 丈夫な女房はありがたい/ 特別付録 野間文芸賞選評(抄)・受賞の言葉(大岡昇平/ 中村光夫/ 安岡章太郎/ 武田百合子)
【著者紹介】
武田泰淳 : 1912(明治45)年、東京・本郷の潮泉寺住職大島泰信の息子として生まれる。旧制浦和高校を経て東大支那文学科を中退。僧侶としての体験、左翼運動、戦時下における中国体験が、思想的重量感を持つ作品群の起動点となった。43(昭和18)年『司馬遷』を刊行、46年以後、戦後文学の代表的旗手としてかずかずの創作を発表し、不滅の足跡を残した。76(昭和51)年10月没。73年『快楽』により日本文学大賞、76年『目まいのする散歩』により野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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どんぐり さん
読了日:2021/04/06
chanvesa さん
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ぱせり さん
読了日:2023/10/26
moyin さん
読了日:2021/05/14
ふるこ さん
読了日:2019/11/18
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人物・団体紹介
武田泰淳
1912(明治45)年、東京・本郷区の浄土宗の寺に生まれる。東京帝国大学支那文学科中退。僧侶としての体験、左翼運動、戦時下における中国体験が、思想的重量感を持つ作品群の起動点となつた。43(昭和18)年『司馬遷』を刊行、46年以後、戦後文学の代表的旗手として『蝮のすゑ』『ひかりごけ』『富士』など、数
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