ペリリュー -楽園のゲルニカ-1 ヤングアニマルコミックス

武田一義

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784592141877
ISBN 10 : 4592141873
フォーマット
出版社
発売日
2016年07月29日
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19

内容詳細

昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか──!?『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録! 

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読書メーターレビュー

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  • yoshida さん

    玉砕の島ペリリュー。武田一義さんの暖かいタッチの絵が、戦場の残酷さを鮮やかに映し出します。漫画家を志望していた田丸一等兵は功績係として戦友の最期を記録する。大きすぎる日米の戦力差。日本軍は国が滅ぶことを防ぐため、国の家族を守るため、徹底持久の戦いに挑む。徹底持久のもと、日本軍は万歳突撃を禁止し米軍に出血を強いる。ペリリュー島の日本軍は度重なる昭和天皇よりの感状を受け、同島は「天皇の島」と呼ばれる。読みやすいタッチにより、戦争の残酷さや不条理、現実が描かれている。これから、多くの人に読まれて欲しい作品です。

  • 馨 さん

    漫画です。ペリリュー島守備隊をコミカルに描いており読みやすい。軍人も可愛い感じだし残酷なシーンもそれほどリアルには描いていないのですが、情景はよくわかります。赤道近くの日本から遠く離れた楽園のような地が戦場となり、日本を守るために戦って還ってこられなかった兵士が沢山眠る島であると思うと、美しい海も島の自然もとても切なく見えます。次号も読みたいと思います。

  • ゆいまある さん

    パラオが好きだ。コロナ前からパラオに行ってれば今頃貯金食い潰しながら帰国せず留まってられたのにと思うぐらい好きだ。パラオの南、ペリリュー島。流れが早くてロウニンアジが渦を巻いているダイバーの楽園。かつてそこは戦場だった。フィリピンを取り戻す為に、米軍はどうしてもペリリューの飛行場が欲しく、日米両軍が精鋭を投入しての激戦になった。ペリリューは雨が降るけど川がない。飢えと乾きが早くも深刻。史実よりエンタメ優先らしく、絵が可愛くひたすら読みやすいけど、涙なしには読めない。余生はパラオを守る為に費やしたい。続編へ

  • nyaoko さん

    ペリリュー島が舞台の戦争漫画です。本当は戦争モノは好きじゃない。悲しいし、辛いし、明るくない。でも、学校の勉強だけじゃ知る事の出来ない、本当の戦争の話を私達はちゃんと覚えておかないといけないと思う。竹田一義さんの優しくてコミカルな絵柄はとても読みやすく、そしてほっとさせる空気を含んでいる。けれども、そこに描かれる残酷な世界ははっとさせられ、読むのを止められず夢中でページをめくった。この漫画は「凍りの手」「あとかたの町」と同じくらい、もっともっと沢山の人に読んでもらいたいです。

  • り こ む ん さん

    のっけから厳しい。主人公は美しい南国の島が楽園と感じた…だけど、そこは迷惑な事に死を約束、死んでくれと望まれる島だった。生きたいと願うのは罪なのか?今の価値観からみて馬鹿げてる問いを問いながら、戦場に立つ…まだ、人間らしい感情がある主人公が今後…どうなってゆくのか…青い海に浮かぶ楽園だと感じた島が、人の命を血を感情をのみ込み赤黒い地獄へと変貌する。史実を知るだけに読み進めるのが怖いと感じた。

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