風を踏む 小説『日本アルプス縦断記』

正津勉

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784901592789
ISBN 10 : 4901592785
フォーマット
発行年月
2012年10月
日本
追加情報
:
157p;19

内容詳細

天文学者・一戸直蔵、俳人・河東碧梧桐、新聞記者・長谷川如是閑―、北アルプス・針ノ木峠から槍ヶ岳まで、日本アルプス縦断を敢行する。

【著者紹介】
正津勉 : 1945年福井県生まれ。同志社大学文学部卒。72年、『惨事』(国文社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • arkibito さん

    時は大正デモクラシー。舌鋒鋭き3人の論客、すなわち、天文学者・一戸直蔵、俳人・河東碧梧桐、新聞記者・長谷川如是閑が、物見遊山とばかりに、針ノ木峠より未踏の山々をたどって上高地まで。いざ、北アルプス大縦走に参らん。そこはそこ、未踏の地。地図もなければ、道もなし。険しき山肌をかき分け、絶壁に取りつき、まこと骨の折れる。残雪で沸かした粥に腹を下せば屁も出る。そうであっても、天上から見上げる景色のなんと素晴らしきこと。賑やかなりし御一行は軽やかに風跡を踏みしめて行くのであった。いやはや、宜しいかな。宜しいかな。

  • おすとりっち さん

    碧梧桐について綴られた作品と知って購入。ジャーナリストの長谷川如是閑が俳人・河東碧梧桐の死を受け、かつて碧梧桐や天文学者の一戸直蔵らと共に日本アルプスを7日間に亘って縦断した記憶を振り返る。難所に次ぐ難所、思わぬトラブル、それを越えた先の絶景や満天の星空。登山に縁のない私には未知の世界だけれども、同じルートを辿り彼らが目にした世界を見てみたいと思わせるものがあった(到底叶わない事だけれども)。この小説の元になった「日本アルプス縦断記」も機会があれば読んでみたい。

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正津勉

1945年、福井県生まれ。詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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