白い河、夜の船 ドリームダスト・モンスターズ 幻冬舎文庫

櫛木理宇

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344422766
ISBN 10 : 4344422767
フォーマット
出版社
発行年月
2014年12月
日本
追加情報
:
323p;16

内容詳細

他人の夢に潜る「夢見」能力をもつ高校生の壱。事故で母親を失い、悪夢に悩まされていた同級生の晶水も彼に助けられた一人。壱の祖母・千代が営む“ゆめみ屋”を、今日も夢に悩むお客が訪れる。夢の中で見知らぬ女性に恋する大学生、人を殺すよう命じられる高校生、犯罪現場を目撃する少女…。壱と晶水は、厄介な夢を解けるのか。青春ミステリー。

【著者紹介】
櫛木理宇 : 1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第十九回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第二十五回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    うん、やっぱりこっちの表紙の方が可愛くて好きです。今回も面白かったです。人も亡者も救いのない話が多かったけれど。アキちゃんが無意識にちょっとデレて来て可愛い。体重を気にするくだりなんていかにも女の子!という感じですね。だけど、基本が漢前!グーパンチだし、敗者へのエールも格好いい。壱は後輩女子が参入してくる前に勝負を決めてしまうべきだと思います。あとアキちゃんのお父さんの頑張りにもひそかに感動してみたりします。凄いわ、お父さん。壱の方の家庭環境もちょっとずつ明らかに。今後壱の両親がどんな風に姿を現すのかな。

  • そのぼん さん

    夢のなかでの出来事を読み解いて、現実の世界での問題や事件を解決していくストーリー四篇が収録されていました。夢のなかに入っていく能力を持った壱と、同じ能力を持った祖母が経営している『ゆめみや』が中心になって物語が進んでいきました。人の心の深淵を覗き込んでいくような展開が興味深かったです。夢のなかで会った女性に恋をした男性が中心で進んでいく『水に朱いろ』はゾクッとさせられました。

  • Yobata さん

    “ゆめみ屋”青春ミステリ第2弾。「夢見」の力に目覚めた結果、混線し他人の夢を見るようになった晶水,水面に浮かぶ女性に恋する青年,赤子に怯える先輩,幼女誘拐を予知夢していた後輩の4話。今回は最初の話は“家”の記憶を夢として見て、同情できる晶水の優しさが暖かかったけど、他の3話は人間の欲望こそが最も恐ろしいという醜く悲惨な話だったね。水面の話も誘拐の話も腐ってる男の歪んだ愛を浮かび上がらした夢見で、妙なリアルさに胸糞が悪くなりそうだったけど、晶水の爽快パンチに2度目の誘拐には最悪の結果までには間にあえたし→

  • キングベル]世 さん

    相変わらずタイトルで損をしてる感バリバリの青春オカルトミステリーの二作目。表紙の壱は立ったら晶水より背が高そうだがいいのか?ちょっとマンネリ感もあるけれど、不気味な話から後味サイアクな話まで完成度は高い。そのイヤな気分を補うキャラもよく立ってる。特に美舟ことトシがカッコイイ。ただ壱と晶水の関係とか全く話が進展しないのが残念。もう一歩距離を縮めさせても良かったんじゃないですかねぇ…。

  • ソラ さん

    うっかり2作目から読み始めてしまったけど、面白かった。意外に戦慄を感じるものもあったけれど、登場人物がさわやかなのでくどくなくてちょうど良かった。また読みたい

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櫛木理宇

1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、『赤と白』で第25回小説すばる新人賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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