新・日本の階級社会 講談社現代新書

橋本健二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062884617
ISBN 10 : 4062884615
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
320p;18

内容詳細

豊かな人はより豊かに、貧しい人はより貧しく―「日本型階級社会」の実態!!!

目次 : 第1章 分解した「中流」/ 第2章 現代日本の階級構造/ 第3章 アンダークラスと新しい階級社会/ 第4章 階級は固定化しているか/ 第5章 女たちの階級社会/ 第6章 格差をめぐる対立の構図/ 第7章 より平等な社会を

【著者紹介】
橋本健二 : 1959年、石川県生まれ。東京大学教育学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得退学。早稲田大学人間科学学術院教授(社会学)。専門は理論社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きいち さん

    まずは事実認識。雇用されてる人(新中間層・労働者層)が出世や起業で資本家層になりにくくなっている、労働者層とは質の違う「アンダークラス」と呼ぶべき層が出現している、彼ら彼女らは精神面・健康面まで劣悪な状態に追い込まれている。◇そうした状況を格差の拡大と認識するか。そして、それを自己責任ではすまないものと考えるか。所得再分配施策の支持には、乗り越えるべき壁がある。「べき」論にとどまらずに次の段階へ。格差の拡大は上位層にとっても害(健康への悪影響やコストの拡大、経済成長への悪影響)ということが突破口だろうな。

  • ゆう。 さん

    新自由主義社会で儲け優先の強欲資本主義と言ってもいい日本社会のなかで、格差は広がり、所得階層は固定化されている現状がある(むしろ一部の富裕層を除き下方へ追いやられている)現状を、階級の固定化と捉えて分析した内容だと思います。中間階級層からより低い非正規雇用という新しい階級が生まれ、労働者階級の中に分裂が起きていると指摘しています。著者は資本主義社会を乗り越える社会を展望しているわけではありませんしマルクス主義の立場でもありません。しかし、新自由主義がもたらす矛盾の指摘は学ぶところが大きいと思いました。

  • てつのすけ さん

    データを基に、格差を階級として分類し、この階級間の格差を縮小するための提言がなされている。本書でも述べられているが、格差は失くならないだろうし、必要だと考える。しかし、この格差が広がりすぎると弊害が大きくなるため、格差は必要最低限でなければならないだろう。

  • Twakiz さん

    「格差社会」「階級社会」と言われて久しい.じゅうようなテーマなのだと思うが「金持ちからたくさん税金を取ればよい」という話ではないことは確か.比べれば何にでも上には上,下には下があり「他人と比べてどうの」をまずやめることが必要かもしれない.「自己責任論」は危険であり,生まれついた環境で「享受できる文化資本」が異なるので人間は平等ではない.平等でないスタートであるが自分では選べないという点では同じルールのもとで生きている.数字データで埋め尽くされる本は,苦手でした・・ふう.

  • carl さん

    データ凄い 著者の考えに共感するところ幾つも有った。 この本難しかったです。オー難しい。

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橋本健二

1959年石川県生まれ。早稲田大学人間科学学術院教授(社会学)。東京大学教育学部卒業、同大学大学院博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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