金田一耕助の新冒険 光文社文庫

横溝正史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334732769
ISBN 10 : 4334732763
フォーマット
出版社
発行年月
2002年02月
日本
追加情報
:
16cm,451p

内容詳細

本書は、トリックが先か、シチュエーションが先か、その発想の原点を探るための手がかりであり、横溝流探偵小説の骨格部分を、より明確な形で把握するための指標ともなる傑作。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 中原れい さん

    これもあとで長編になっているものばかりの短編集。どれも短編として面白いのが流石。まだ長編を読んでいない物もあったのでいずれ読みたい。物語なのでエグい事件を起こす奴がいて…と思っていると、現実はもっと工夫はしないのにエグい事件が続いててがっかりするおまけつき(苦笑)

  • Kouro-hou さん

    「金田一耕助の帰還」とセットの金田一モノ長篇探偵小説の原型短篇集。雑誌等で発表した読み切りを後に長篇連載作品に改訂しているケースが多く、また短篇と長編間が1年程度のモノもあり、今よりおおらかな時代だったのかも。話の導入部分やメイントリックはほぼ共通、そこからどう話を膨らませていくのか、長短篇あわせて読むとその手法をわかって面白い。最後が駆け足どころか証拠をみつけたらワープで解決等ぶった切り気味の話も多いが、冗長な長編よりもソリッドで面白いかも。本来はマニア向けの本ですが、横溝初心者でも楽しいと思います。

  • ともひろ さん

    冒険に続く短編集。どれも、以前読んだことがあると思われるが、いま読んでも新鮮であります。短編でありながら、事件解決への推理が鮮やかでした。貴重な本です。

  • いっち〜 さん

    神保町の古本屋で買った本。金田一耕助ものの短編が7本収録されてるけど、いずれも短い中で連続殺人やら生首・首なし死体等のグロシーンに官能的な描写まであり、なかなかに濃い本だった。事件のトリックや結末も少しひねったものが多く、これは分かりやすく娯楽性が高い江戸川乱歩作品と対照的だと思う。ヒーロー然とした明智小五郎と、飄々としててるけど心中ではめっちゃ怖がり不安がる金田一耕助も良い探偵役の対比。個々の作品では、犯人の動機が意外(というよりやや突飛)な『死神の矢』、入れ替わりトリックの『青蜥蜴』辺りが印象的だった

  • タリホー さん

    金田一耕助シリーズ中、改稿された七作品を収録。収録作のうち三つ(「悪魔の降誕祭」「霧の別荘」「百唇譜」)は改稿後の作品も読んでいるが、改稿前と後で改変要素が多いと感じたのは「悪魔の降誕祭」。それ以外の四つの中で印象深かったのは「青蜥蜴」。被害者の胸元に青蜥蜴の絵図が描かれた理由が面白いと思ったのと同時にややこじつけっぽいと感じられたので、改稿後の作品『夜の黒豹』も読んで確かめてみなければならないと思った。

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人物・団体紹介

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横溝正史

1902年、神戸市生まれ。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に『本陣殺人事件』『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブ

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