迷路荘の怪人 横溝正史探偵小説コレクション

横溝正史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784882934233
ISBN 10 : 488293423X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
追加情報
:
251p 19cm(B6)

内容詳細

短編を改稿し刊行されながらも、永らく絶版のまま“幻の作品”となっていた、「迷路荘の怪人」と「旋風劇場」の2編を収録。作品構想時期の単行本未収録エッセイなど資料も充実。

【著者紹介】
横溝正史 : 明治35年、神戸に生れる。大正10年4月、19才で処女作「恐ろしき四月馬鹿」を「新青年」に発表。以後、新青年の名編集長として腕をふるい、江戸川乱歩らとともに日本探偵小説黎明期の、中心人物として活躍した。早くから時代小説も手がけ、「人形佐七捕物帳」をはじめとするシリーズが多数ある。昭和8年、作家専業となった直後、喀血して闘病生活を余儀なくされるが、「鬼火」「真珠郎」など鬼気せまる作品を次々と発表、みごとに再起をはたす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kouro-hou さん

    横溝の激レア金田一モノ中篇「迷路荘の怪人」と由利先生の中篇「旋風劇場」を収録。どちらも元になる短篇があって中篇に改訂され(コレ)、後に長篇「迷路荘の惨劇」「仮面劇場」に最終改訂(角川文庫収録)されている。何で激レアだったかというと、出来に不満足だった横溝御大が再版させなかったからだという…。それでも存在するからには読みたくなってしまうのがマニアのサガというものです。というわけで長篇版の再読前に読み直し。改訂の過程が見えるのは興味深いです。やっぱり探偵が用事で東京に帰ってる間に事件終了ではイカンですよね…。

  • HANA さん

    「旋風劇場」「迷路荘の怪人」と後に長編に改稿された二作を収録。読んでいると長編に直されたわけが何となくわかる。長編と比べると流石に不満点が目立つが、探偵の活躍する箇所がほとんど無いのが致命的ではないだろうか。それは「旋風劇場」に特に顕著であり、探偵は人の後を追うだけと真相を聞くだけ。読み比べて見ると『迷路荘の惨劇』が兎に角面白く感じる。これを機会に再読してみようかなあ。

  • poke さん

    『旋風劇場』『迷路荘の怪人』の二話。由利先生の話は初めて読みました。どちらも読みやすく面白かった。改めて、横溝正史は今のミステリーの教科書的な存在なのだと思います。

  • みかりん さん

    由利先生と金田一が一気に読めるなんて贅沢なんでしょう。この空気感が私は大好きです。

  • ミリアーデ さん

    迷路荘、短編中編長編とあるようで、残すは長編のみだ。旋風劇場の方も、横溝らしい旧家のドロドロ感が。Yから旋風で、期せずして盲聾唖繋がりだった。

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人物・団体紹介

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横溝正史

1902年、神戸市生まれ。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に『本陣殺人事件』『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブ

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