安倍流改憲にNOを!

樋口陽一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000220866
ISBN 10 : 4000220861
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
227p;19

内容詳細

安倍政権の暴走が止まらない。国外では「積極的平和主義」の下、集団的自衛権の行使容認によって売られてもいないケンカを買い、国内では異論を排した強権的な統治を進め、いよいよ改憲に踏み切ろうとしている。憲法学者、政治学者をはじめ「立憲デモクラシーの会」呼びかけ人を中心とする専門家12人が、改憲によって「国のかたち」を変えて本当によいのか、鋭く問う。

目次 : 日本国憲法という文化を創り続けよう/ 第1部 安倍流政治の何が問題なのか(「戦後レジームからの脱却」への道程―なぜ自民党は変質してしまったのか/ 軍事優先の安全保障政策の不毛―「抑止力の強化」で低下する日本の安全)/ 第2部 9条以外の改憲ならよいのか(緊急事態条項―トロイの木馬か、ただの木馬か/ 環境権「加憲」という罠/ 「財政の健全性」規定―人類史の到達点に逆行する反民主性)/ 第3部 平和と民主主義をどう取り戻すか(沖縄 未完の「復帰」と「自治」/ 「戦争ができる国」へ向けて「女性が輝かされる」日本/ 最高権力者の「表現の自由」/ 憲法平和主義の系譜vs.「積極的平和主義」)/ 第4部 安倍流改憲の何が問題なのか(まっとうな憲法改正論議の条件/ 安倍流改憲は日本をどこに連れて行くのか)

【著者紹介】
樋口陽一 : 1934年生。東京大学名誉教授。憲法学。立憲デモクラシーの会共同代表

山口二郎 : 1958年生。法政大学法学部教授。政治学・行政学。立憲デモクラシーの会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    遠藤誠治教授によると、抑止力の強化とは、脅す力の強化に他ならない(41頁)。西谷修教授によると、自治とは、自ら治めることを自ら治める諸地域によって国が支えられているという積極的な意味。自治は、オートノミーでもある。自ら律すること。自己決定の権利(116頁)。蟻川恒正教授によると、安倍首相は、自分に甘く、他人に厳しい(157頁)と指摘。必死だから、というが、B型だからであろう。これからは国内外で日本人がテロの標的になる。

  • うろん さん

    難しかった。おまけに活字が小さいし、それは裏を返せば頁数が同じでも情報量が多いということなのですが…。視力が落ちてきたのか読むの辛かったぁ。

  • しょ〜や さん

    メディアやSNSだけ見ていると野次の類がどうしても多く目に入ってしまうので、きちんと意見が知りたかったのでした。

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樋口陽一

1934年生まれ。憲法専攻。1957年東北大学法学部卒業。東北大学法学部、パリ第2大学、東京大学法学部、上智大学法学部、早稲田大学法学部などで教授・客員教授を歴任。日本学士院会員

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