魔女 創元推理文庫

樋口有介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488459154
ISBN 10 : 4488459153
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

魔女のように焼き殺された元カノ。何となく付き合い、何となく別れてから二年、彼女がそんなに激しい恨みを買っているなんて――。青春ミステリの名作を、大幅改稿で贈る。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 茜 さん

    ちょっと今回は辛口です。ごめんなさい。出だしは良かった。帯の宣伝(?)もバッチリだった。「ぼくの知らない彼女の二年間 こんな激しい恨みを買うほどの女性ではなかったのに-」広也が知らない千秋の二年間が解明されるわけでもなく何となく千秋を殺した犯人がわかったという感じでした。驚くような事実が浮き彫りになったりとかならもう少しびっくりするんだろうけど。。。題名と帯と内容紹介に騙されたという感じです。

  • momi さん

    単行本を大幅改稿!!何故…僕の元カノは放火殺人の被害者になってしまったのか!?テレビ局に勤める姉に頼まれ、元恋人の立場を利用し事件を調べはじめる…。僕の知らない彼女の二年間…元恋人の違う顔に戸惑う僕…。私は思うのだけど…たかが数ヶ月付き合ったぐらいで相手のことを全部知ってると思うのは変。う〜ん…それと途中から方向がそれてしまって…いきなり犯人をどっかからひっぱりだしてきた感じ。ただ…「女なんてみんな魔女みたいなもの…」の一文だけ妙に印象に残る作品でした!

  • カブ さん

    プロローグが衝撃的で続きを読まずにいられない。元恋人の衝撃的な死の真相を探る広也。人は人をある一面でしか見ていない。自分が知っているはずの彼女と、周りの人の印象が違っていることに戸惑い困惑する。広也と元恋人の妹、みかんとのやりとりにホッとする。

  • よっち さん

    なりたいものもなく大学卒業後、知人の手伝いをする日々を送る広也。報道記者の姉の依頼で元カノの焼死事件を探ることになり、事件や周辺を調べることになるミステリ。職場の友人、大学時代の友人、不倫相手、祖母、そして異父妹と取材を進める度に変わってゆく元カノ・千秋の印象。破滅した不倫相手の溺死と、気づいてしまった千秋の悲しい過去、一度は決着したかに見えた事件の真相。淡々としていて気持ちが見えなかった広也が事件を解決して、大切に思えるものがあることが示唆される結末までぐいぐい読ませてくれる、なかなか面白い作品でした。

  • ひなきち さん

    「魔女」とは一体誰だったのか…。出てくる女性たちがインパクトありすぎで、元カノ・千秋の実態がおぼろげになってしまったのが残念。迫力あった冒頭のシーンも、あれはなんだったのかな、と思うほどのふわっとしたミステリーだった。だけど、青春恋愛ものとして読むと面白い。(「夏の口紅」と構成が似てて好き)。あとは、セリフにエッジがきいてて登場人物がイキイキしている。機会があったらまた別の作品も読んでみたい。

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人物・団体紹介

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樋口有介

1950年群馬県生まれ。國學院大學文学部中退後、劇団員、業界紙記者などの職業を経て、1988年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。1990年『風少女』が第103回直木賞候補となる。2021年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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