基本情報
内容詳細
“御影町”が消えた。人々は信州にあるその“街”の記憶をなくし、歴史の記録からさえも消え去るという怪現象が起こっていた。その取材を命じられた、女性記者・深町彩乃は、出張中の電車内で少年、藤木ミチルと出会う。彩乃は行き場をなくした少年と行動を共にするが、それは血塗られた逃避行の始まりでもあった。逃亡する彩乃と少年に、魔物に変貌した人々が襲いかかる。今にも、彩乃が魔物に喰い殺されるという時、突如ロングコートの大男が現れた。「頼城茂志。ミチルの“守護者”だ」コートの下からショットガンが取り出された。彼らは消失した街“御影町”に潜入するものの、“街”は人々の畏れを具現化した名状しがたい世界と化していた。そしてミチルは、魔物を斃す存在といわれる“発現者”であるがゆえに、“司祭”の魔手に捕らわれる。―ハードボイルドの鬼才が描く震慄のホラーアクション!
【著者紹介】
樋口明雄 : 1987年「ルパン三世 戦場は、フリーウェイ」でデビュー。2008年『約束の地』で日本冒険小説協会大賞受賞。2010年同作品で大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
樋口明雄
1960年、山口県生まれ。明治学院大学法学部卒業。雑誌記者、フリーライターなどを経たのち、ライトノベル作家としてデビュー。1997年に初の本格冒険小説『頭弾』(講談社)を上梓。2008年に刊行した『約束の地』(光文社)で、第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞を受賞。2013年には『ミッド
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