Papa Told Me Cocohana Ver.1 -丘は花でいっぱい-マーガレットコミックス

榛野なな恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784088468211
ISBN 10 : 408846821X
フォーマット
出版社
発行年月
2012年08月
日本
追加情報
:
179p;18

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 匠 さん

    随分昔から描かれてきた作品なのだそうだけど、僕は今回が初めて。母を亡くし、父と二人暮らしをする知世を主人公に繰り広げられる日常ドラマなのだが、なんともあたたかな、優しい気持ちになれる良い作品だった。かなりおませで、物分りの良い女の子だけど、父親との会話の端々に見る愛情や甘えが可愛いし、父親の言葉には心に残るものがいっぱいあった。舞台は日本なんだけど、昔観たヨーロッパの映画でこんな感じの作品があったような・・でもタイトルが思い出せない。

  • ゆか さん

    りんごの木の里親の話、母の日にショッピングモールでカーネーションをもらう話、ご飯の妖精の話が好き。りんごの話 アケボノさんが、ベランダから知世ちゃんに「ちゃんと育ってるよ、大丈夫」と言うシーンがよかった。カーネーションの話 自分も、母がいなくてつらい思いをしているのに、自分が父のことを友達に話したことで父がいない人がいたことに気づき、反省する知世ちゃんがよかった。ご飯の妖精の話 「さよならは常に少々悲しいけどありがとうとセットになると小さな勲章に変わる」というところがよかった。

  • ペルー さん

    何度も読んだ大好きな作品の、新シリーズ(?)。なんか知世ちゃんの顔がが丸っこくなっちゃって、残念。でも、続きが読めて幸せ😆🍀

  • ぐうぐう さん

    『Papa told me』における知世とパパは、理想の親子として描かれている。そのパーフェクトっぷりは、ファンタジーかと思えてくるほどだ。このような親子は、フィクションの中にしかいない。しかしそのことに、榛野なな恵は自覚的だ。だからこそ彼女は、この理想の親子のそばに、傷付き、惑い、問題を抱える人々を配置する。そんな人々が、知世親子に癒されていく。つまり、フィクションが現実を癒す力を、榛野なな恵は信じているのだ。

  • 二藍 さん

    Twitterで度々見かけていたところ、図書館でぐうぜん見つけたので。とてもとてもあったかくてやさしい物語で、わたしの好きな言葉がたくさん使ってあった。想像力ゆたかな知世ちゃんと、知世ちゃんを大きな愛で見守るパパ。ふたりの穏やかな生活を、青空と色とりどりの花々がふわりと包みこんでいるみたい。そっと添えられているのは、ささやかだけどたしかな祈りの言葉だと思う。宇宙を旅するリンゴの木の話、宇宙人と交信する話、ごはんの妖精さんの話がすごく好きだった。各話の扉絵もかわいい!

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