いつも夢中になったり飽きてしまったり ちくま文庫

植草甚一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480430892
ISBN 10 : 448043089X
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
追加情報
:
509p;15

内容詳細

男性諸氏の憧れ植草甚一!東京からニューヨークの街までぐるりと散歩と買い物。ジャズからちょっとマイナーな映画を勉強して、本の話で盛り上がったら最新のロックをつまみ食い。もちろんファッションやアメリカの風俗なんかも気にしながら…。ポップカルチャーが永遠なのか?J・J氏が永遠なのか?昨日書かれたみたいな生き生きした文章とその感性は完全に時代を超越している。

目次 : ニューヨークは思い出して書きやすいところだった/ やさしい本ばかり読んできた/ ジャズとロックの快的混沌状態のなかで/ 「草月アート・センター」時代はみんな若かった/ なんにでも手を出しては失敗する男

【著者紹介】
植草甚一 : 1908‐1979年。東京都出身。早稲田大学建築学科中退。文学、音楽、映画の評論家。1935年に東宝に入社、宣伝部や調査部に勤務、1948年に退社後は、映画、ジャズの評論を本格的に書き始める。1970年代、若者に欧米を中心としたサブカルチャーを伝え、現在まで多くの支持者を生み、その博識と親しみやすい語り口で“J・J”の愛称で親しまれる。『ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう』では第32回日本推理作家協会賞(評論部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 踊る猫 さん

    植草甚一はDJなんだなと思った。自分からオリジナルなものを生み出すというより、手にした外部からの素材を自分なりに繋ぎ合わせてそこからなにかを引き出すという。だから膨大なインプットを必要としたのだろう。アウトプットしたいから無理やり書くということはなかった。だから、植草甚一本人が改めて言いたいことなんて極論すればなにもなかった、とさえ言えるのではないか? このエゴのなさ。膨大な情報の海に溺れそうになりながら読み、もちろんその博識に舌を巻くのだけれどそれ以上に彼の内的世界の恐るべき空虚さをこそ崇拝したく思った

  • ヨータン さん

    1970年代に新聞に掲載されたエッセイ。当時は海外に行ける人があまりいなかったので、このエッセイを読んで憧れた人も多かったのではと思いました。今の時代でもこの本に書かれているニューヨークの古本屋の話はワクワクします。

  • Saku さん

    散歩、読書、ジャズ、映画。 大量にインプットしてアウトプットする。 そのスタイルを勉強したい。

  • フリウリ さん

    真夜中の図書館電子書籍サービスにて。2000年代に生じた植草さんの復刊ブームで、だいぶ親しんだ口なのだけれど、この本では、往時の文化的気分は味わえるが、紹介されている本とかには、ほとんどそそられなかった。植草さんの文章は、熱量の大小が激しすぎるので、外れに当たると、どうともならない。植草さんにとっても、どうでもいいことだろうけど。3

  • eri さん

    JJの、街に関する文章がいちばんすきだ。

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