差別の超克 原始仏教と法華経の人間観 講談社学術文庫

植木雅俊

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065123416
ISBN 10 : 4065123410
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
464p;15

内容詳細

女性は成仏できない(女人五障)、男性に変じて成仏できる(変成男子)とし、父・夫・子に従え(三従)と唱える仏教には「女性差別だ」と批判がある。しかし釈尊はそもそも、真理に目覚めた者、すなわちブッダには誰でもなれる、と説いたのではなかったか?サンスクリットの原典に立ち返り、仏教本来の「女性観」と、性差別を乗り越える道を解明する。

目次 : 「仏教とジェンダー」研究の略史/ 仏教の基本思想と女性の平等/ 原始仏典の溌刺とした女性たち/ ヒンドゥー社会の女性蔑視/ 部派分裂とともに加速する女性軽視/ 大乗仏教による女性の地位回復/ 「変成男子」の意味すること/ 常不軽菩薩の振る舞いに見る男女平等/ 「善男子・善女人」に見る男女平等/ 平等の根拠としての一仏乗〔ほか〕

【著者紹介】
植木雅俊 : 1951年、長崎県島原市生まれ。仏教思想研究家。九州大学理学部卒。理学修士(九州大学)、文学修士(東洋大学)、人文科学博士(お茶の水女子大学)。中村元のもとでインド思想・仏教思想、サンスクリット語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

おすすめの商品