死刑のある国ニッポン

森達也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784906605576
ISBN 10 : 4906605575
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
19cm,405p

内容詳細

厳罰化を求める今の風潮から、死刑制度廃止を考える森達也と、犯罪被害者やその家族への緻密な取材活動を通じて、死刑制度存続を臨む藤井誠二。正反対の立場の2人が「死刑」について語り尽くした対談本。

【著者紹介】
森達也 : 1956年生まれ。ドキュメンタリー作家。98年、オウム真理教の荒木浩を主人公とする映画『A』を、2001年には続編『A2』を発表。現在は紙媒体での執筆を中心に活躍

藤井誠二 : 1965年生まれ。ノンフィクションライター。高校時代からさまざまな社会運動に参加し、文筆活動に。テレビやラジオでも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Shimaneko さん

    密度の濃い対談集。被害者遺族への無責任かつ表層的な共感の不遜さとか、いろいろ痛いところを突かれつつも、冤罪のリスクだけが死刑廃止を訴える理由ではないという森氏の主張は、残念ながら最後まで納得できず。どんな事情があろうと人は人を殺してはいけない、という大原則に異論はないけど、人の命は等しく尊い(はず)というのは、今やほとんどファンタジーとか祈りに近いんじゃないかと思ってしまう。いずれにしても、もっといろいろ知りたくなる一冊。

  • リョウ さん

    確かに、論理的には死刑は不合理な制度だろう。悩み抜いた上で死刑は廃止すべきだという森の主張はもっともだと思う。それでもどうしても死刑を廃止すべきだという主張に乗ることができない。自分の場合、いきなり命を奪われるという理不尽さを抑えてくれるものがないから、死刑によって埋め合わせるしかないと根底で思っているからじゃないかと思う。だけど、命を扱う問題であるからこそ、空気に流されるのではなくもっと真剣に考えるべきなんだろうな。

  • mun54 さん

    難しすぎて自分の答えが出せない。どんな形でも人が死ぬのは悲しい事だと思う。

  • ymkmg さん

    当初この問題を考えた時は存置派だったけど…揺れます。でもやっぱり存置を決定的に引っくり返す理由が見当たりません。

  • Atsushi Sakamoto さん

    ずっと死刑制度について、なにかおかしいな?どうして隠れてこそこそと死刑執行を行っているのだろう?とずっと疑問を持っていました。殺された遺族の感情を考慮しないといけないと思います。それはたしかです。でも殺された遺族の感情をあたかも知っているような態度をとっている人があまりにも多いような気がします。それは傲慢である、と森達也さんは語ります。

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