有頂天家族 二代目の帰朝

森見登美彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344027275
ISBN 10 : 4344027272
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
469p;20

内容詳細

誇り高き「阿呆の血」が騒ぐ!
TVアニメ化され、累計32万部突破した大ベストセラー『有頂天家族』。
森見史上、最も壮大で、最も愛の溢れる物語の第二幕。予測を超える怒涛の展開!

誇り高き「阿呆の血」が騒ぐ!
天狗や人間にちょっかいを出しては狸界で顰蹙を買っている、京都下鴨家の三男狸・矢三郎は、まあまあ愉快に暮らしている。ところが、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎである“二代目"がイギリスより帰朝すると、平和な街の気配が一変。天狗親子は大喧嘩、狸たちは覇権争い、狸を喰う人間たちは悪巧み、あちこちで多発する片思い……と、京都の街は混迷を極める。
矢三郎の「阿呆の血」が騒ぐ! 一族の誇りをかけて、尊敬する師、愛する者たち、そして毛深き命を守れ! 愛おしさと切なさで落涙必至の感動巨編。
TVアニメ化され、累計32万部突破した大ベストセラー『有頂天家族』。
森見史上、最も壮大で、最も愛の溢れる"あの物語"の第二幕、ついに開幕!

【著者紹介】
森見登美彦 : 1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院修士課程修了。在学中の2003年に「太陽の塔」で第十五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。『夜は短し歩けよ乙女』で第二十回山本周五郎賞、『ペンギン・ハイウェイ』で第三十一回日本SF大賞、『聖なる怠け者の冒険』で第二回京都本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    先日の前作に続いて、ようやく「二代目の帰朝」を読みました。二作目で私も毛玉の世界に踏み込めたような気がします。森見登美彦が本シリーズの中で、これだけ狸を阿呆呼ばわりし、狸鍋で殺戮してしまうのは猛烈な愛情の裏返しなのでしょうか?来月関西に行くのですが、京都まで足を延ばす余裕がないので、狸谷山不動院に行けないのが残念です。本作で有頂天家族が三部作であることが判明しましたが、第3部は東京オリンピックの頃までには読めるのでしょうか?

  • Yoshihiko さん

    新キャラ登場でますます面白くなりました。こうなると続きが気になるだけなのですが、予定はまだ先?楽しみに待つことにします。

  • めろんラブ  さん

    七年半の時を経て、狸と天狗(ときどき人間)が帰って来てくれました。皆様方におかれましては、誠にご健勝のご様子、寿ぎを捧げたく存じます。狸であること、天狗であること、その存在における矜持が眩しくて、こんなに阿呆なお話なのに、この二作目でもうっかり感動させられました。さすが狸、人を化かすのがお上手。世界初の”一大狸ロマン””狸大河”として、是非とも長く続いて欲しいシリーズです。この物語の完結が森見さんのライフワークであればいいのにと、ほわほわ夢見心地の読後感。

  • kishikan さん

    我敬愛する美彦君の新作とあらば、なにをかさておき読まずにはいられない。それも狸と天狗そして人間との壮絶なる戦いと友情を描いた有頂天家族の続編とあらば、他の積読本をさておいてもである。さて、確かに前作の流れはあるが、天狗話がちと弱い。それと妖怪もどきに化けるシーンが欲しかった。僕としては地獄話より京都の奥深いローカルなシーンの話を期待していたんだけど。でもでも、森見さんの復活がこんな大作なのでとにかく嬉しいです。ぼちぼちで構いませんからもっともっと書いてください。偽電気ブランでも飲みながらお待ちしています。

  • ユメ さん

    相変わらず、見渡す限り阿呆ばっかり!これは最大級の賛辞である。新刊上梓を心待ちにしている時点で、私も阿呆の端くれであることは疑いの余地もない。ならば、唱えることは唯一つ。「面白きことは良きことなり!」運命の赤い毛で結ばれた狸たちの恋模様を見ていると、じれったくてなんだか尻尾の辺りがむずむずしてくるが、大変愛おしい。年末の運命の日はまたも大混沌。怒濤の展開にハラハラし、うっかり化けの皮が剥がれないか我が身が心配になるほどであった。気分だけは毛玉である。今作も下鴨一族の絆は健在であった。彼らの行く末に幸あれ。

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人物・団体紹介

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森見登美彦

1979年、奈良県生まれ。作家。京都大学在学中に執筆した『太陽の塔』で2003年、第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。06年『夜は短し歩けよ乙女』で第20回山本周五郎賞を受賞、第137回直木賞の候補となり、翌年の第4回本屋大賞の2位を獲得した。10年『ペンギン・ハイウェイ』で第31

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  • 作成者:4−3さん