ルター ヨーロッパ中世世界の破壊者 世界史リブレット人

森田安一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784634350502
ISBN 10 : 4634350505
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
108p;22

内容詳細

長い宗教改革という見解が盛んになっている。たしかに歴史現象を長いスパンでみる必要がある。しかし、そのなかでも歴史的な決定的瞬間がどこにあるかをみきわめなければならない。修道士として葛藤の日々をすごしたルターが、信仰義認論を展開したことはそれにあたる。ルターはその新しい信念をたずさえ、カトリック体制や過激派宗教改革者と戦い、そのなかから近代社会の扉へと近づいた。扉を開くまでにはいたらなかったが、それまでの過程を追ってみた。

目次 : ヨーロッパ中世世界の破壊者/ 1 改革者ルターの誕生/ 2 カトリックとの戦い/ 3 改革運動の展開/ 4 ルター派容認への道

【著者紹介】
森田安一 : 1940年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、博士(文学)。専攻、スイス史・宗教改革史。日本女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    歴史の山川出版社らしい思想的ブレのない評伝で、安心して読める。しかも、「95ヵ条の論題」について、ヴィッテンベルクの城教会の扉にハンマーで掲示したという従来の通説を否定したイーザローの説だけでなく、レーラーのラテン語のメモが発見された最新の説も紹介しているなど、踏み込みもいい。それにしても、ルターという人が、既往の教会だけでなく、ミュンツァーたち農民、エラスムス、ツヴィングリ、ユダヤ人と悉く敵対している寛容性の乏しさを改めて痛感する。クラーナハによる肖像などの図版と脚注が充実しているのも本書の魅力である。

  • かーんたや さん

    あー怖かった。教会も大学も要らん

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