宇宙の彼方の色 新訳クトゥルー神話コレクション 5 星海社FICTIONS

森瀬繚

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065204405
ISBN 10 : 4065204402
フォーマット
出版社
発行年月
2020年06月
日本
追加情報
:
463p;19

内容詳細

怪奇小説作家H.P.ラヴクラフトが創始し、人類史以前より地球へと飛来した邪神たちが齎す根源的な恐怖を描いた架空の神話大系“クトゥルー神話”。その新訳コレクション第5集となる本書では、怪奇に遭遇し、時に怪奇に身を侵す碩学たちの根城・ミスカトニック大学編が開幕!ラヴクラフト自身が最高傑作を自負した表題作「宇宙の彼方の色」、永遠の生命を探求する医学者の狂気に肉薄する「ハーバート・ウェスト―死体蘇生者」、呪われた魔女の隠れ家が禁忌の儀礼を悪夢に喚び起こす「魔女の家で見た夢」など、ラヴクラフト自身が手がけた“原神話”を始め、妖しき因習の蔓延る古さびたニューイングランドの地―とりわけアーカムを舞台とする11篇を収録。科学の英知と古き智慧の邂逅が、宇宙の秘密を開示する―!

【著者紹介】
H・P・ラヴクラフト : 1890年、アメリカ・ロードアイランド州に生まれる。怪奇小説専門誌“ウィアード・テールズ”で活躍するも、作家としては不遇のうちに1937年に死没。彼の作品を母胎とし、架空の固有名詞を共有して紡がれる架空の神話大系・クトゥルー神話は、同時代、そして後世の作家の手で書き繋がれ、現在に至るまでその影響力を拡大し続けている

森瀬繚 : ライター、翻訳家。TVアニメやゲームのシナリオ/小説の執筆の他、各種媒体の作品で神話・歴史考証に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 花乃雪音 さん

    印象深かったのは表題作『宇宙の彼方の色』よりも『ハーバート・ウェスト-死体蘇生者』だった。『フランケンシュタイン』や『ゾンビ』を想い起させるがジョージ・ロメロのゾンビ映画を先んじているため、ロメロゾンビ以降に見られる差別化を図ることがない。いま読むとそこが新鮮に見える。

  • Ai さん

    表題作は同じタイミングで、田辺剛氏のマンガで、映画『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』でも鑑賞。徐々に世界が侵食される様は、読みごたえがあり、ラブクラフト作品おなじみの回想スタイルの語りともマッチ。マッドサイエンティストたちがうごめく『ハーバート・ウェスト―死体蘇生者』なんか、王道ホラー。

  • スプリント さん

    幼いころに読んだときと印象が随分違いました。新訳のせいか、この手の作品に数多く触れたせいか。

  • 五十貝ボタン さん

    寝る前に少しずつ読んでいって読了。ラヴクラフト作品の中でも架空の都市アーカムに関わりがあるものを選出した第5集。既刊と比べても一人称で描かれている故の不気味な不安感が魅力になっている作品が多く、好きな作品が多い。「宇宙の彼方の色」はビジュアル的想像力に強く訴えてきて、「筆致が冴え渡っている」というにふさわしい迫力ある文章。「暗闇で囁くもの」の宇宙人侵略ものを転倒させたような設定は新鮮で、急に物語のギアが切り替わる瞬間の奇妙さがいい。個人的には、「冷気」のなんとも言えない読後感が強く印象に残った。

  • Smith, Ordinary. Person. さん

     アーカム。それは、米国マサチューセッツ州にある地方都市。ミスカトニック河に南北に分断され、南部にはかの有名なミスカトニック大学が存在している。5集はアーカムとその近隣を舞台にした作品やミスカトニック大学に在籍する教授や学生を主人公にした作品、そして『ハーバート・ウェスト』に代表されるマッド・サイエンティストものなど11篇を収録。

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