癒し屋キリコの約束 幻冬舎文庫

森沢明夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344423657
ISBN 10 : 4344423658
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
477p;15

内容詳細

純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、美人なのに、ちょっとぐうたらな不思議系。でも、裏の「癒し屋」稼業では、依頼人のどんな悩みも奇想天外な手法で一発解消させる敏腕だ。ところが、そんな霧子にも悲しい過去が―。ある日、彼女宛てに届いた殺人予告。それをきっかけに、霧子は過去と向き合う勇気と未来への希望を取り戻していく。感動エンタメ。

【著者紹介】
森沢明夫 : 1969年千葉県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小梅 さん

    昭和の香りの喫茶店「昭和堂」のオーナーのキリコさん。この店で働くカッキーと常連さん達。カッキーは昔、虹の岬の喫茶店で美味しい珈琲や紅茶の淹れ方を教えてもらったらしい。いつもビールを飲んでるキリコさんは、オカマの権田さんの店に飲みに行ってたりして、他の作品とリンクしてるのが楽しかったです。今まで読んだ森沢明夫作品よりは軽めに感じました。

  • kanegon69@凍結中 さん

    昭和堂という名の純喫茶。昭和の歌謡曲ばかり流れ、レジ横には何故か神棚が祀ってある。これらは主人公の霧子さんの裏稼業「癒し屋」と密接に関係してくる。次々に訪れる依頼者達。毎回霧子さんの行動に吹き出し、展開に驚き、心配するが、キッチリ霧子流の落としをつける腕前が凄い!まさに、読者も眉をハの字にさせられては見事な落ちに感心する。しかし今回はミステリーの要素も。迫り来る恐怖。次第に状況は緊迫してくる。果たして無事に終えられるのか!「大事なことほど小声でささやく」や「虹の岬の喫茶店」とのリンクも楽しめる一作でした。

  • mariya926 さん

    最近は積読本がなくなったので、家にある本で再読祭。その時の気分で決めて読んでます。記憶力が足りないのか?再読のはずなのに、初めて読んだかのように楽しめるという··。今回は久々に泣きました。そして素晴らしい言葉の数々。敢えて書きませんが、才能の事とか、死ぬほど苦しい時のありがとうとか···。この本も断捨離できないですね~。また読みます~。最近森沢さん多めですね。

  • machi☺︎︎゛ さん

    「昭和堂」は名前の通り昭和の名曲が流れる純喫茶。そこのオーナーの霧子さんは裏稼業として癒し屋という仕事もしている。訳ありの雇われ店長、カッキーとお店を賑わす常連の人たち。癒し屋に持ち込まれる問題を霧子さんと解決していく。だけどそんな霧子さんにも悲しい過去があった。昭和の名曲の歌詞と共に話が進み、音楽の力や言葉の力って改めてすごいなと思った。そしてやっぱり森沢明夫さんのこういう話の展開が好きだと思った。

  • TAKA さん

    真剣に何かに迷っているときは、他人の言葉に安易に従うより、とことん迷ってでも、自分で答えを出して、その答え通り行動した方がいい。成功しても失敗しても、心をスッキリされる唯一の方法なんだから。森沢さんな作品は名言格言の宝庫であり、主人公が心に傷を持っていても器が大きい人が多い、近くにいたら絶対に頼りにしてそう。ゴンママも登場していたしね。ありがとうの言葉の意味も共感できました。過去を受け入れると軽くなるんだよね。キリコさんみたいな人嫌いじゃないです。守銭奴はいかがなものですが短所としたら愛せます。

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人物・団体紹介

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森沢明夫

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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