失恋バスツアーは謎だらけ

森沢明夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575240580
ISBN 10 : 4575240583
フォーマット
出版社
発行年月
2017年09月
日本
追加情報
:
449p;19

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • ウッディ さん

    廃虚となった遊園地、寂れた観光地を巡り、鄙びた旅館に泊まり、粗食を食べ、ドライブBGMは失恋ソング、そんな「失恋バスツアー」。失恋したツアー客をどん底まで落ち込ませて、最後に元気なってもらおうという色物ツアー。添乗員の龍太郎もツアーカウンセラーの小雪に失恋したばかりだった。個性豊かなツアー客との今回の4泊5日は勝手が違っていた。設定が面白く、キャラの濃い登場人物たちの温かなコメディに引き込まれていきました。出来過ぎの話だっけど、こんなツアーがあれば、参加してみたいと思いました。

  • しんたろー さん

    一年以上待った森沢さんの新作は『失恋バスツアー』の添乗員・龍太郎と元彼女・小雪を中心に、キャラの濃〜い参加者たちとの心温まる4泊5日。ラブストーリーを縦軸に、すれ違い男女の葛藤を切なさとユーモアを交えて描いているので、5月の爽やかな風のように心地好い。12人の群像劇でもあって、一癖も二癖もあるメンバーだが、そこは森沢さんらしく心根の優しい人たちなので嫌な気持ちにはならない。ホッコリして素敵な言葉に癒される、心休まる家庭料理を味ったような、いつもながらの森沢作品。他作品からの特別出演も楽しかった。

  • 小梅 さん

    出版されてる森沢明夫作品は制覇です。この作品にも素敵な言葉が散りばめられていました。そう、最後に笑うのはいつも笑ってる人だよね。入道さんだけじゃなくムーさんの姫さんが産んだ美味しい卵やビー玉など、他の作品とリンクしてるのがファンには嬉しいです。

  • kanegon69@凍結中 さん

    思い切り落ち込むために、寂れた遊園地や廃校を回る失恋バスツアー。強烈に個性的なツアー客と、心優しき添乗員、心理カウンセラー、元ヤンの美人運転手。次々に起きる事件と次第に明らかになるそれぞれの隠された謎。まるでこのツアーに参加している気分で感情移入してしまう。失恋は確かにもの凄く辛いけど、この本を読むと違う視点がもてる。失恋以外でも人生のさまざまな困難にぶち当たっている時、この本で仮想ツアーに参加してみてはどうだろうか。辛い出来事の裏には必ず幸福が隠されている「逆視」の考え方。また森沢さんにやられちゃったな

  • けんとまん1007 さん

    久しぶりの森沢作品。ほっこり感があるが、小路幸也さんとは、少しテイストが違う。失恋バス・・登場人物は、なかなかのキャラ揃いで、人は見かけによらない(99%という本もあったが)ものだよなあ〜と。これ、映画化されたらどんな配役だろう?と思うと、面白い。苦しい思いをしたから、優しくなれる。もちろん、その苦しさは人それぞれ。でも、人のことを想えることが大切なんだ。しかし、最後のオチの少し前の展開は、予想できなかった。でも、まあ、バスは今日も走る〜。

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人物・団体紹介

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森沢明夫

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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