ミーコの宝箱 光文社文庫

森沢明夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334772567
ISBN 10 : 4334772560
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
追加情報
:
337p;16

内容詳細

ミーコは、風俗と福祉の仕事を両立しながら娘のチーコを育てるシングルマザーだ。幼い頃に両親に見捨てられ、躾の厳しい祖母との関係に苦しんだ過去を持つ。苦労の絶えないミーコだが、彼女の特技は、毎日一つ、小さく光る宝物を見つけること。ミーコの宝箱に入っている、一番大切な宝物とは…。一人の女性の半生を通して、母と子、人と人の絆を温かく描き出す。

【著者紹介】
森沢明夫 : 1969年千葉県生まれ。早大卒。日韓でベストセラーとなった『虹の岬の喫茶店』は、吉永小百合主演映画「ふしぎな岬の物語」として公開。ベストセラー小説『あなたへ』『津軽百年食堂』や『ライアの祈り』も、それぞれ映画で話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小梅 さん

    泣いた泣いた。ラストは号泣! 私も「宝箱を見つける目」を鍛えよう。やっぱり森沢明夫作品は良いわぁ〜

  • kanegon69@凍結中 さん

    これはなかなかすごい波乱万丈な人生だなと思ったらモデルになった実在の人物がいらっしゃったと知って大きく嘆息してしまった。事実は小説よりも奇なりとはいいますが、本当に百人いれば百通りみんなそれぞれのドラマを生きているんですねぇ。でも、森沢さんはたった5時間のインタビューから、これだけ涙腺崩壊する素敵な小説に仕立ててしまうんだから、まったくもって素晴らしい作家だ!相変わらず珠玉の言葉に包まれた話。ありがとうの手、毎日宝物を見つけること、毎度ながら森沢さんにはとても大切なことを教わります。最後はもう涙涙涙です。

  • おしゃべりメガネ さん

    7年ぶりの再読です。正直、初めて読んだトキほどの感動インパクトは薄かったかなと。単純に主人公「ミーコ」がピュアすぎて、場面によってはツラかったからかもしれません。厳しい祖母のキャラもなかなかシリアスでしたし、「ミーコ」を取り巻く環境もいささかヘヴィだったのが、読んでてちょっとキツかったかなと。ラストは森沢さんらしく、しっかりとアットホームに仕上げてくれてましたが、そこを差し引いてもちょっと刹那さの残る作品でした。またタイミングを変えて読めば、違った感覚で楽しめるのかもしれません。またの再読に期待します。

  • 相田うえお さん

    ★★★★☆ 実モデルいたんだね。でもSMとかイジメとかDV話はパスかな〜。優しい話だけをストレートに並べてほしかったかな。しかし、じじばばのセクションはじーんときましたねー。感動です。さらには先生とお風呂に入るシーンを読んでたとき、当方、満員電車内で読んでて顔が緩んじゃってヤバかった〜。いや、変な意味じゃなくて、いい話過ぎて嬉しくなってのことですよ。「人の心って傷つけたくても傷つかないようにできてる。磨かれるだけでヤスリと一緒。削られて痛むけどゴシゴシしてるうちに最後はピカピカに光る。」これいい言葉。

  • モルク さん

    ミーコの母は16歳でミーコを産みミーコを捨てた。そして父はアメリカへへ…。ミーコは父方の祖父母に育てられる。とにかく厳しい祖母だが「毎日小さな宝物を見つけるために目はある」「手はありがとうの手にせよ」という大事なことを教えてくれた。風俗、介護士として娘のチーコをを必死で育て、愛を注ぐミーコ。ミーコとまわりの人が語り手となっている。ミーコがずっと大切にしてきた祖父が作った宝箱。そこには祖母の愛もつまっていた。最後にミーコに幸せな瞬間が訪れる予感がある。森沢さんらしいとてもほっ懲りしたお話。

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人物・団体紹介

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森沢明夫

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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