夜行列車 光文社文庫

森村誠一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334766672
ISBN 10 : 4334766676
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
追加情報
:
241p;16

内容詳細

「樹齢八百年のきんもくせいを見に行く」という絵葉書を最後にOL中瀬恵子は、消息を絶つ。新宿発の最終夜行列車で旅に出たひとり娘の行方を懸命に追う父親の正治。だが、彼も同じきんもくせいの近くで車に轢かれて亡くなる。正治と夜行列車で隣り合わせた医師の北里は、二つの事件の背後に蠢く男女の存在を突き止めた。だが、その女性までが死体で発見される―。

【著者紹介】
森村誠一 : 1933年埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学卒。ホテルマンを経て、作家となる。’69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、’73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。2003年には日本ミステリー文学大賞、2011年には吉川英治文学賞を受賞した。ミステリーを中心に、歴史小説、ノンフィクションなど多岐にわたる分野で活躍。近年は創始した写真俳句も話題を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こういち さん

    本書は、著者の人生観や結婚観が色濃く描き出されている。ひとりの娘が信州に向かう夜行列車に乗車したことから始まるストーリー。様々な偶然と事象が重なり合いながらも、決められた線路の上を歩まざるを得ない、儚き運命を連想させる。そして樹齢八百年の金木犀が、甘く強い芳香を漂わせながらバイアスを効かせ、一瞬の感情に左右される弱き人間の愚かさを惹く。

  • 雲 さん

    家にあった積読本 三週間程前に、森村誠一がそこで人間の証明を着想したという群馬の秘境の温泉宿に行ったので。いろんな人の人生がからみあっていて面白かった。ここまで偶然が重なることは現実的ではないけど。しかも、犯人二人とも犯行をネタにゆすられるという設定はわざとなんだうなぁー。昭和を感じつつ一気読み。

  • にやり2世 さん

    ややこしい人間関係だったなぁ。

  • ふじようこ さん

    タイトルに惹かれて読み始めました。期待通りの作品。この作家も読みやすい。また他の作品も読んでみよう!

  • Tadashi Totsuka さん

    この物語は一人旅の若い女性が長野で行方不明となり、父親が樹齢800年の金木犀の匂いに誘われて娘の行方を追ったが、ひき逃げで殺されるという運命の皮肉さ、人間の欲望など様々な話が交錯し著者独得のストーリーが展開します。人間の運命なんて儚いものです

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人物・団体紹介

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森村誠一

1933年熊谷市生まれ。青山学院大学卒。10年に及ぶホテルマン生活を経て作家となる。江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞・角川小説賞・日本ミステリー文学大賞・吉川英治文学賞を受賞。推理小説の他、歴史小説・ドキュメントにも作風を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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