おさきにどうぞ

森山京

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784799900123
ISBN 10 : 4799900129
フォーマット
出版社
発行年月
2013年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
46p;22

内容詳細

こうえんへいそいでいたブタのこは、ネコのおばあさんからみちをゆずってもらいました。はじめてあったネコのおばあさんはそのとき「おさきにどうぞ」といってくれました。はじめてのひとりよみに。たのしくて、ほのぼのあたたかいおはなし。

【著者紹介】
森山京 : 東京都生まれ。『こりすが五ひき』で講談社児童文学新人賞佳作。その後、「きつねのこ」シリーズ(あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、『パンやのくまちゃん』(あかね書房)でひろすけ童話賞、『ハナと寺子屋のなかまたち三八塾ものがたり』(理論社)で赤い鳥文学賞を受賞

ささめやゆき : 東京都生まれ。絵本『ガドルフの百合』(偕成社)で小学館絵画賞、『真幸くあらば』(講談社)で講談社出版文化賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • anne@灯れ松明の火 さん

    シリーズ2。「おさきにどうぞ」これまた、いい言葉♪ ブタのこに、そう言ってくれたのは、ネコのおばあさん。いい言葉をさり気なく使う大人。それを真似する子どもたちの心に、譲り合う気持ちが湧いてくる。その気持ちがあれば、世の中は平和だ^^ おばあさんや子どもたちを見習って、私も言おう。おさきにどうぞ^^

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ) さん

    「おさきにどうぞ」ってねこのおばあさんに道を譲ってもらう事で、優しさの連鎖が生まれていく。さりげなく親切に出来るのは理想ですね。

  • おはなし会 芽ぶっく  さん

    ネコのおばあさんから「おさきにどうぞ」と、道を譲ってもらったブタのこは、やさしい気持ちになりました。思いやりのある言葉は、心が温かくなり自分も使いたくなる優しさがうまれますね。

  • テルテル さん

    『おさきにどうぞ』という言葉から思いやりの心を育て、伝えたい絵本。大人になるに従って、我先に自分の希望を叶えるために欲張って他人よりも上に立ちたいと思う社会にあって、思いやりのある言葉と行動を出す勇気は、なかでるものではない。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』に共感できる絵本。多くの人がお互いの心に『あな』を掘りあい、蹴落とし、自らを輝かせて見せようとする中にあって『おおきなあな』から救いだそう、寄り添おうという言葉と行動が胸を打つ。

  • 根岸 さん

    【図書館】久しぶりにささめやゆきさんをたっぷり摂取。おはなしもほのぼのしててよかった。実際はこうもいかないかもしれないけど、それでもやっぱり人に親切にすることやされることは素直に気持ちいいし、社会がよくなるシンプルな方法なんだろうなと再確認。

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人物・団体紹介

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森山京

1929年、東京生まれ。子ども時代を旧満州で過ごす。コピーライターとして活躍後、児童文学作家としてデビュー。「きつねのこ」シリーズ(全5巻・あかね書房)で路傍の石幼少年文学賞、『あしたもよかった』(小峰書店)で小学館文学賞、『まねやのオイラ旅ねこ道中』(講談社)で野間児童文芸賞、『パンやのくまちゃん

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