素直に生きる100の講義

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479392637
ISBN 10 : 4479392637
フォーマット
出版社
発行年月
2014年08月
日本
追加情報
:
233p;19

内容詳細

人気作家が語る「ひねくれた世界」の正しい生き方。思い通りでなくても、進み続ける価値がある。

目次 : 1限目 素直な人生を歩む「開拓」論(上手くできません、と初心者は言うが、上手いかどうかは二の次。/ 原因と結果を逆に認識している人が多い。 ほか)/ 2限目 独創するための「独想」論(ルールが決まっている中での発想は、大して面白くない。/ 歳を取って最も衰えるものは、創意である。 ほか)/ 3限目 大切なことを忘れない「美学」論(意味は一般的だが、美しさは個人的である。/ 二十代で引退しなければならないのは、努力や技ではないということ。 ほか)/ 4限目 自分を見失わない「関係」論(綺麗事フォーエバな社会って、豊かさの末路なのだろうか。/ 空気を読むのは、空気に流されるためではない。 ほか)/ 補講 ひねくれ者ばかりの世界を“素直”に捉え直す(雪掻きをして、モグラに思いを馳せる。/ どんなものにもマイナス面はある、という認識が大切。 ほか)

【著者紹介】
森博嗣 : 1957年12月7日愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年、『すべてがFになる』(講談社ノベルス)で第1回メフィスト賞を受賞し、ミステリィ作家としてデビュー。以後、小説に限らずエッセイや新書などで数多くの作品を発表し、絶大な人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • めしいらず さん

    人の思惑に一切縛られず、自由な思考で以て世の中を見つめる視線が面白い。著者は言う。社会はひねくれ者ばかりだと。社会の側が言うなら、著者こそがひねくれ者だろう。その齟齬がこの本の読み所。例えば、最近よく耳にする「感動を与えたい」って台詞の違和感が明確にされる。感動は与えてもらうものではなく、こちらが見て、感じて、勝手に受け取るもの。耳触りの良い言葉を喋らないと、途端に足下を掬われる社会の縮図か。人々は物事をどう受け取るべきか、誰かが示してくれるのを待っている。自ら考える力を捨て去ってはいけない。面白かった。

  • Y2K☮ さん

    価値観に慣れたのか今回は違和感をさほど覚えず。ずっと作家は文系の仕事だと信じていたが違うと思い始めている(理系の仕事という意味ではない)。著者との邂逅がいい契機になった。この気づきは拙いとはいえ私が創作をしているからこそ得られたもの。自分なりに日々何かを考えたり(知識を得るだけでなく)創り出したりしている人には森博嗣という良薬はそこまで苦くない。確かに素直だ。己の流儀に則って正直に生きている。漱石文学の高等遊民を思い出す。今も昔もこういう人は敵が多い。好き嫌いを抜きにしてぜひ一度彼の見解に耳を傾けてみて。

  • Y さん

    森博嗣のエッセイを読むと息をするのが楽になる。すごい人の考えに触れると圧倒されたり、自分の小ささに落ち込んだりすることがあるけど、森博嗣の素直な考え方に接すると自分は何をここまで必死につまらない常識にとらわれていたのかと気づかされる。さらに生き辛さからつかの間解き放たれてのびのびとした気持ちになる。著者が大多数と考えが違うのはひねくれているんじゃなくて、世の中に流布する不文律に流されずになんでも立ち止まって考えることが出来るからなんだろう。あとユーモアもあって本文の犬を励ますというくだりにかなり笑った。

  • ヒデミン@もも さん

    圧倒的人気作家らしい森博嗣さん、初読み。頭が良い人。上から目線なのも仕方ない。図書館で借りた本っと言うのが教養をひけらかしているように思われてるとは意外。時間がある。節約になる。本を買っても処分に困る。税金一応納めてるからその分は取り返す?そんなこんなで図書館利用。 こんなこと言えば森さんに「主語は?」とか聞かれそう。でも森博嗣さんの考え方生き方嫌いじゃない。他の本も借りてみよ。

  • emi さん

    100個のテーマに基づき考えを綴ったエッセイ。素直に生きるとあるように、先生から見て、どんな人が素直じゃないのかがわかります。手厳しい意見もよくよく読めば、合理的で納得するだけの意見だなと。今回も痺れました。今のところ、私は頭を使って生きてこなかったんだなぁと悲しくも実感。ただ、それを変えろとは一言も言われてません。要はそれに気づいて変わる必要があると思い、実行することで初めて一つ変化するということ。今回テーマ21が重要でした。すなわち『学ぶことは、考えることではない』私に足りないのは考えることでした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

森博嗣

1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をするかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第1回「メフィスト賞」を受賞し、衝撃の作家デビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品