有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER 講談社文庫

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062732949
ISBN 10 : 4062732947
フォーマット
出版社
発行年月
2001年11月
日本
追加情報
:
15cm,868p

内容詳細

「F」から始まり今ここに終結、そして拡散?
萌絵たちが訪れたテーマパークで次々と起こる不可解な事件の背後には。

日本最大のソフトメーカが経営するテーマパークを訪れた西之園萌絵と友人・牧野洋子、反町愛。パークでは過去に「シードラゴンの事件」と呼ばれる死体消失事件があったという。萌絵たちを待ち受ける新たな事件、そして謎。核心に存在する、偉大な知性の正体は……。S&Mシリーズの金字塔となる傑作長編。
目次

第1章 パンドラの箱
〈Pandora's Box〉
第2章 下界の神殿
〈Pantheon〉
第3章 渾沌の魔殿
〈Pandemonium〉

【著者紹介】
森博嗣 : 1957年愛知県生まれ。現在、某国立大学の工学部助教授。1996年、『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tetchy さん

    S&Mシリーズ10作目にして最終作の本書はシリーズ中最も厚い大作だ。そしてそのボリュームに呼応するかのように次々と事件が発生し、様々な仕掛けが物語全体に仕掛けられている。森氏は惜しみもせずにアイデアをどんどん放り込み、読者を翻弄する。いやはやこの最終作でシリーズに散りばめられた仕掛けが解り、作者の構想力に脱帽した。回文や四季を髣髴させる謎かけなど、森氏の言葉に対する貪欲なまでの遊び心が溢れ、更にはシリーズを思わず読み直させる種明かしもまた心地よい。まさにシリーズの締め括りに相応しい大作だった。

  • ehirano1 さん

    S&Mシリーズの最後を飾るに実に相応しい最高傑作の内容でした。やっぱり四季が登場すると緊張感がありますね。また、シリーズ屈指の長さにもかかわらずページを捲る手が進み、エンディングも素晴らしかったと思います。そして、読後の凄まじい余韻はしばらく解けそうにありません・・・。

  • 抹茶モナカ さん

    拡げられた風呂敷は、しっかり折り畳まれ、読後感も比較的爽やか。専門的な理系の筆致に、僕の理解が追い付かないところもありつつ、雰囲気で読み通した。でも、ちょっと、漫画的なところが残念で、生きることを読んでいる間、虚しくさせるところが嫌いかな。僕は少なくとも、分厚い本作を読む自分の平凡さに、「生きる」って何だろう、と思ったぞな。天才について書かれているのを読むにつけ、寂しくなったぞな。

  • 勇波 さん

    四季博士、犀川先生に萌絵ちゃん、やっぱあんたら天才だよ。これだけの物語を紡ぎ出してくれてほんとありがとうと言いたい。シリーズ最終話に相応しい素晴らしい内容です。まさに『徹子の部屋』ならぬ『四季の部屋』。ようこそビューティフルワールドへ″ってな具合です。(←なんか聞いたことあるフレーズ…)四季曰く人間の墓標に刻まれるべき一言、「神様、よくわかりませんでした。。」に何故だか戦慄が走りました。しばらくはこの物語の余韻に浸りたい★

  • カメ吉 さん

    凄い読み応えの作品でした。しかも面白かった。再びの『真賀田四季』博士の登場で興奮しました。 事件のスケールも大掛かりで壮大過ぎてあまり理解出来ない箇所もあったけど楽しめました。ラストも衝撃でした。まさかアノ人が…って感じで。S&Mシリーズとしては終わりですが色んなシリーズとリンクしてそうなので森博嗣作品はこれからも楽しみです。

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森博嗣

工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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