ダマシ×ダマシ SWINDLER 講談社文庫

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065187920
ISBN 10 : 4065187923
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
追加情報
:
384p;15

内容詳細

偽りの時間でも、まちがいなく良い思い出なのだ。

結婚をしたはずの男がいない。婚姻届は出されておらず預金も消えていたが、とにかく、もう一度会いたい――。依頼を受けた小川令子は男が結婚詐欺の常習犯だと突き止めるが、事件は殺人に発展する。一方、小川の事務所の謎めいた所長・椙田は、ある大きな決断を。

ひとつの終わり、そして始まり。Xシリーズ完結!

みんないろいろな、過去がある。


著者プロフィール
森 博嗣 (モリ ヒロシ) (著/文)
もり・ひろし。作家、工学博士。1957年12月生まれ。名古屋大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。以後、続々と作品を発表し、人気を博している。小説に『スカイ・クロラ』シリーズ、『ヴォイド・シェイパ』シリーズ(ともに中央公論新社)、『相田家のグッドバイ』(幻冬舎)、『喜嶋先生の静かな世界』(講談社)など、小説のほかに『自由をつくる 自在に生きる』(集英社文庫)、『孤独の価値』(幻冬舎新書)などの多数の著作がある。2010年には、Amazon.co.jpの10周年記念で殿堂入り著者に選ばれた。ホームページは、「森博嗣の浮遊工作室」。

【著者紹介】
森博嗣 : 作家、工学博士。1957年12月生まれ。名古屋大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年に『すべてがFになる』(講談社)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Xシリーズの最終巻となるが、これまでの話...

投稿日:2021/02/24 (水)

Xシリーズの最終巻となるが、これまでの話の中でも地味である。中盤まではどのように着地するのか分からない。最後は怒涛の展開が待ち受けている。

kenny さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おたま さん

    Xシリーズ第6巻にして最終巻。今回は結婚詐欺とそれに絡んだ殺人事件という、本格ミステリー(なのかな?)にしては地味目な物語。でも、この話はどうもそこに眼目を置いていないようだ。小川令子という女性探偵と彼女を巡る人間模様が主なのだろう。小川さんの過去と絡めて彼女に幸多からんことを願う。そして、エピローグでは、またもや森博嗣!やってくれました。そこでそう絡んできますか!実はGシリーズの『χ(カイ)の悲劇』よりこちらを先に読んでしまったが、やはり『χ』が先の方がよかったんだろうか?次からは「G」に戻るよ。

  • annzuhime さん

    Xシリーズ完結!結婚詐欺にあった依頼者。調査を続けると他にも被害者がいることが分かる。表紙のイラストの通りにいろんな結婚のお話がからまる。みんなどこに着地するのかと思ったら、真鍋が1番びっくりしたよ。小川さんはすごく良かった。私も泣きそうになった。そしてラストの衝撃。「えぇっ!」と声を出してしまいました。森作品はコレだからやめられない。

  • やなぎ さん

    早く読みたかったシリーズ最終巻。3日に行った店舗で見つけ、しかも20%引き。ラッキー。新品を買わず、森さんゴメンナサイ。彼と彼女がくっついたのはメデタシメデタシだけど、小川さんの元から離れ、あの人も去っていき、寂しそう。自分と歳が近い小川さんを応援してしまった。でもMも友情出演するし、最後はあの人があの人だったし、スピンオフでいいから続きを知りたくなった。75点。結婚詐欺かぁ…、騙すつもりのない僕のところには何故誰も来ないのだろう。あ、そうか、魅力がないからだ。それじゃ僕もいっちょ騙しますか!(←犯罪)。

  • マホカンタ さん

    Xシリーズ完結。このシリーズは事件の真相とか犯人とかがメインではなくて、その事件が関わった人に及ぼす影響について語られている部分がメイン。今回は結婚詐欺師について調査依頼を受けるのが話の発端。事件被害者がやたらと東海地方に縁のある人ばかりだったので、他のシリーズとどうリンクするのかと構えて読み進めてきたけど、そうきたか!そうなると、彼女のこの数年間も知りたいし、事務所の今後の動向も気になってしまいますよ、森さん!そして、1番の謎はナオミだよ、貴女はいったい誰なんだ…。

  • ソラ さん

    すごく綺麗な終わり方だった。他の関連するシリーズと違ってこの人たちはこれで話のうえでは四季とか関係なく生きていくんだろうなと。

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森博嗣

工学博士。1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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