「思考」を育てる100の講義 だいわ文庫

森博嗣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784479304982
ISBN 10 : 4479304983
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
229p;15

内容詳細

自分の人生を超えた時間を見通して生きる。「面白いものには理由がある」というのは古い。感情による「観察の遮断」が、判断を誤らせる。表現とは、他者を説得する行為である。嘘をつくには思考力が必要である。人気理系作家による、思索に「深み」を与えるヒント!

目次 : 1限目 未来を考え、現在に生きる「人生」論/ 2限目 思考の盲点をつくらない「知識」論/ 3限目 なまった理性を研ぎすます「感情」論/ 4限目 疑問から本質に近づく「表現」論/ 5限目 客観的思考を手にする「社会」論/ 補講 思考に「遊び」をつくる森教授の視界

【著者紹介】
森博嗣 : 1957年12月7日愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部助教授として勤務するかたわら、1996年、『すべてがFになる』(講談社ノベルス)で第1回メフィスト賞を受賞し、ミステリィ作家としてデビュー。以後、小説に限らずエッセィや新書などで数多くの作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    いつ死んでもいい覚悟といつまでも生きる希望を持とう。一つ目の思考講義から強く引き込まれる。謎は多い方が面白いと。大抵のことはやり始める前が最も道が険しく見えるもの。人は自然の中に戻れば本当に沢山の知識と発想が得られる。それが人間の中にある自然の力なのである。人は感情で情報を遮断し、都合のいいことだけを聞いている。機会損失しているかもしれない。…森氏はいう。自分の考えを広めようという気持ちが全然ない。少ないかもしれないけど、こんな風に考えている人もいる、みんな同じではない。そこだけわかってもらえればいいと。

  • 青蓮 さん

    1ヶ月ぶりの読書と言うことで、リハビリ開始。森さんのエッセイは私にはない視点や発想があって、読むと新しい発見が幾つもあります。単純に読んでいて面白いです。「人間の『深み』という言葉が示すとおり、魅力のある人、尊敬に値する人、凄い人というのは、計り知れない。現実も、いったいどこに本質があるのかはっきりとは見えないものである。物事を簡単に断定しない慎重さこそ『深さ』であって、意見を絶対に変えない頑固さが『浅さ』になる。」この部分が特にグサリと胸に突き刺さりました。にしても、75tの土を買うって凄いな。

  • マエダ さん

    ”最初に一行のタイトルを百個考える。これに半年間ほどかける。つまり二日に一つくらいのペースである。それが出揃ったところで、全ての文章を書く。これには、十時間ほどしかかからないので、一日一時間半かければ一週間で終わる”不思議な作り方である。

  • パフちゃん@かのん変更 さん

    なんかすごい人ですね。最近購入したという75トンの土!どうするのか気になっていましたが、今はもう大学は退職されて寒い地方(おそらく北海道?)に住んでいらっしゃる模様。六分の一サイズの蒸気機関車を製作し、庭に線路を敷いてその長さが400mというんだから都会では無理ですよね。75トンの土はそのために必要だったのか。執筆は1時間に6000字書けるそうで頭の中にイメージが溢れているんでしょうね。やはり天才か。

  • Y2K☮ さん

    理想を尊重しながらリアリストを保つ客観性が勉強になる。原発の安全面を危惧しながら必要性を否定しないのは資源やエネルギィの枯渇を真剣に恐れているから。増税に反対した某政党に票を入れなくなったのも同じ発想。無駄遣いやばら撒きには反対だが、本当に必要な事業(全国の老朽化したトンネルの点検等)に回すお金が不足しては困ると。著者はどうせこんなもんの諦観の人でもきっと大丈夫の楽観の人でもない。具体的にどうすればこの現実が良くなるかを模索する思考の人。そこへ感情を持ち込まない人。自分に足りないピースを少し埋めて貰えた。

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人物・団体紹介

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森博嗣

1957年愛知県生まれ。工学博士。某国立大学工学部建築学科で研究をするかたわら、1996年に『すべてがFになる』で第1回「メフィスト賞」を受賞し、衝撃の作家デビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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