父親のための人間学

森信三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884748838
ISBN 10 : 4884748832
フォーマット
出版社
発行年月
2010年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,221p

内容詳細

父親としてわが子に何を残せるのか?

目次 : 新たなる人間学を/ 叡智と実践力/ 一生の見通しと設計/ 仕事に賭ける/ 職場の人間関係/ 読書と求道/ 健康管理と立腰/ 財の保全と蓄積/ 家づくりの年代/ 夫婦のあり方〔ほか〕

【著者紹介】
森信三 : 明治29年9月23日、愛知県知多郡武豊町に端山家の三男として生誕。両親不縁にして、3歳の時、半田市岩滑町の森家に養子として入籍。半田小学校高等科を経て名古屋第一師範に入学。その後、小学校教師を経て、広島高等師範に入学。在学中、生涯の師・西晋一郎氏に出会う。後に京都大学哲学科に進学し、西田幾多郎先生の教えに学ぶ。大学院を経て、天王寺師範の専任教諭になり、師範本科生の修身科を担当。後に旧満州の建国大学教授に赴任。50歳で敗戦

寺田一清 : 昭和2年大阪府生まれ。旧制岸和田中学を卒業し、東亜外事専門学校に進むも病気のため中退。以後、家業の呉服商に従事。40年以来、森信三師に師事、著作の編集発行を担当する。社団法人「実践人の家」元常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 江口 浩平@教育委員会 さん

    【生き方】父親となり、30代になったことにより、自分に軸を据えたいと思い手に取った一冊。今では古典とも言える著書ではあるが、西洋哲学一辺倒で進んできた現代の行き詰まりを打破するためにも今こそ読んでおきたい内容だと思った。智慧とは物事の「潮時」がわかり、物事のバランスを誤らないことというのは、「陽中陰あり、陰中陽あり」の言葉とともに、ついつい何事も行き過ぎてしまう自分への戒めになった。有限的生をいかに燃焼し尽くすか。自分を律して広く他を思いやれる大人になりたい。

  • せりかわたつや さん

    父親のためだけじゃなく、人としての森信三先生の考えのエッセンスがまとめられている。人間如何に生くべきかの探究書。

  • おぎ さん

    本書は「父親として、どのような姿・心構えで生きるか」について書かれた本です。大切なことは、父親自身が使命を自覚し、それに従った生き方をすること。そうした生き方は哲学や規則性を生むわけですが、その姿が、子どもにとって生き方の種となります。著者は明治生まれの方なので「母親は家庭を守る」といった記述があります。しかし、そうした役割分担が変化しつつある現代では、父親としての生き方も、母親としての生き方も、両方を必要に応じて担うことが大切なのだと思います。今の時代の『親としての生き方』を考えさせられる一冊です。

  • たっつん さん

    著者は序文で「家庭における父親の役割とは、家庭の在り方と子どもの育て方に対してその根幹となり、その方向を明示すること」、「父親としてわが子に残す唯一の遺産は、人間としてその一生をいかに生きたかという一事に極まる」と述べており、それが本書を貫くテーマ。本文では、仕事や趣味・教養、家庭(家、夫婦、子ども、親)の問題に至るまで幅広く論じている。「男は仕事、女は家庭」という考えが根本にあり、違和感を覚える表現もあるが、納得できる、心しておくべきことが多々ある。一父親として、自身が率先して実践しようと思う。

  • やまてる さん

    背筋が伸びる講義。哲学者・教育者であり、苦難を乗り越えてきた方の、多岐にわたる父親・男性の理想像の自論。今後期待される人間像に育てるにあたり、父親は家庭においては、我が子に忍耐力を育てる躾けをする、叱言を言うべきでない、凛呼たる決断と俊敏な行動を示す、という行動規範をあげられている。それには、父親が、確固たる人生観を持ち、柔軟にして強じんな信念を持たねばならない。自ら生活規律を持ち、厳守しなければ、父の権威は保てない。立腰=腰骨を常に立てて、背筋を伸ばして見本を示そう。

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森信三

明治29年愛知県生まれ。大正12年京都大学哲学科に入学し、主任教授・西田幾多郎の教えを受ける。卒業後、同大学大学院に籍を置きつつ、天王寺師範学校の専攻科講師となる。昭和14年、旧満州の建国大学に赴任。敗戦により新京脱出。21年6月無事生還。28年、神戸大学教育学部教授に就任。35年、神戸大学退官。4

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