ゆびさきと恋々 1 KCデザート

森下suu

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065180624
ISBN 10 : 4065180627
フォーマット
出版社
発売日
2019年12月13日
日本
追加情報
:
176p;18

内容詳細

女子大生の雪は、ある日困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けてもらう。聴覚障がいがあって耳が聴こえない雪にも動じることなく、自然に接してくれる逸臣。自分に新しい世界を感じさせてくれる逸臣のことを雪は次第に意識し始めて…!?

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絵柄が好きで手に取ったら、ストーリーはも...

投稿日:2021/04/13 (火)

絵柄が好きで手に取ったら、ストーリーはもっと好きでハマった少女漫画です。生まれつき聴覚に障害がある主人公の雪が電車で困っている時に助けてくれたのが逸臣。同じ学校の先輩だと知り、彼のアルバイト先の飲食店に、お礼がいいたいと友達と一緒に訪れます。耳が聞こえないと分かると接し方を構えてしまう人も多い中、逸臣は耳が聞こえない雪にも自然な態度で接してくれて、困っている時だけスマートに助けてくれます。そんなの絶対好きになるってと心の中でツッコミながら読んでしまいました。2人のコミュニケーションは、手話だけじゃなくて雪が口の動きを読んだり、スマホや筆談でやり取りしたり、身体全体を使って両手で大きく丸を表現したりと全然不便さを感じず、むしろ多弁だと感じてしまいます。誰かと出会い恋をする事で、こんなにも世界は広がるんだと、健常者とか障害者とか関係なく思える素敵な作品です。

sorano さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パンジャビ さん

    絵が本当に綺麗だなぁ。表紙の雰囲気もいいし、逸臣に一目惚れした…森下さんの漫画、前作2つは途中でリタイアしてしまったけど、今作は買って追いかけてみようかな。しかし、元バックパッカーとしては、今はラオスでもWi-Fiあるの?!とか思わずそっちに反応してしまったw 雪は今まで耳の聞こえない人の学校に行ってたってことだよね。幼なじみの桜志は手話できるくらいだから雪を気にかけてる、好きの裏返し系なのかな?逸臣は人との距離感が近いし、常に選択肢を提示する会話法とか、雪に会って新しい世界に気付くという感性が、いいな。

  • ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪ さん

    こんの漫画家はこうゆう恋がいいなぁ。カワイイ♪ 聴覚障害の女子大生とカッコいいお兄さん。最初から惹かれてるって感じがまたカワイイ。私自身も聴覚障害で補聴器してるので共感ができてこのお話ジーンときます。手話はしたことないけど・・勉強になります。

  • 小夜風 さん

    【所蔵】耳が聞こえない女の子のお話。聞こえない台詞の文字が薄くなっていたり倒れていたりして聞こえないってことを表現していることに感心しました。手話、スマホ、パソコン、筆談、いろんなコミュニケーション方法があることをみんなに知ってもらえたら嬉しいな。雪が可愛くて逸臣くんが格好よくて、このまま優しい恋に発展してくれたら良いな。と思いつつ、桜志くんの言いたいことも凄くよく判って、この先雪が何か辛い思いをしたり、誰かに傷つけられることがあるのかなと、不安な気持ちも。それでも恋の始まりはこんなにキラキラ輝いている。

  • 陸抗 さん

    聴覚障害の女の子と、世界を旅するのが好きな先輩との恋もよう。雪はどうやって言葉や手話をを覚えたんだろうと思うのは、好奇心というか、発達障害の子を持つ親目線というか。逸臣じゃないけど、世界は広がるね。雪の幼なじみの男の子は、今まで大切に見守ってたのを別のところからかっさらって行かれたのが面白くなさそうな感じ。

  • 純子 さん

    ゆびさきとっていう題は手話を話す子の話だったのね。途中、日本手話と日本語対応手話のふたつがあります、という説明があって好感度がいっそうアップしました。丸山正樹さんデフ・ヴォイスシリーズのふぁんですからね。外国へしょっちゅう出かけていく逸臣くんが、手話を使う雪ちゃんを初めて見たときに、今までの自分の世界がひっくり返った気がしたと言ったところにジーンときた。心配性なくせにちょっと意地悪な幼なじみくんもいいなぁ。

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